★★ 千葉県理学療法士会メールニュース 102号 ★★

 

◇ 千葉県理学療法士会ニュース no.102 2002年 6月号 目次

 

   ・ 会長報告

   ・ 診療報酬改定情報 続報

   ・ 診療報酬検討会報告

   ・ 診療報酬改訂の緊急アンケート結果

   ・ 第7回千葉県理学療法学会

   ・ 千葉県理学療法士会役員リレーエッセイ

   ・ 千葉県地域リハビリテーション協議会報告

   ・ 千葉県老人保健施設協会リハビリ部会設立

   ・ 事務局 勤務先異動届について

   ・ 30周年特別会計における催促のお願い

   ・ 編集後記

   ・ 求人情報

 

 

 

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>        会 長 報 告

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                 順天堂大学浦安病院 吉田久夫

 

新しい年度を迎えフレッシュなメンバーを迎えた施設、ベテランメンバ

ーで前進の施設いろいろあろうと思います。そしてH14年4月大変革

の荒波を乗り越えようと必死の日々を送っている会員の方、それは責任

者の考えることだ自分は患者さんのことで一杯という会員の方、また自

分は我が路を行く会員等々いろいろな方がいると思いますが、会員のみ

なさんお元気でしょうか?いま私自身は、今回の改正にともなう諸手続

き、そして如何に報酬の低下を押さえるかの緊急の対策、中期的展望に

たった対策案作りなどに追われています。

 

私が今回の改定で思ったのは「確実に私たちの仕事の土俵は変った」と

いうことです。

 

第3者機関により、私どもに対する評価として取り上げられたのは、患

者さんのADL能力の変化で理学療法(士)の評価をするということで

す(いろいろな理学療法治療を行ってもいいいのですが、ADLを向上

しない・遅い方法は認めませんよ・・・という)形態・機能の異常への

アプローチもADLを改善するのであれば評価します、しかし最後は能

力障害(動作障害)の改善度を評価していきますよ・・・。

 

今回の診療報酬改正では、リハビリテーション料・理学療法料を算定す

る根拠として、このように私たちに表明しているのだと思いました。

 

筋力が弱いから、筋力強化訓練を行う、四肢が拘縮しているからROM

訓練をして関節可動域の改善を図る、そのこと自体は行うことは大切な

ことであり欠かすことは出来ないことです。

 

しかしながらそのことが患者さんの動作の改善に結びついているのかど

うかが問われているのだと思います。

 

社会保障という立場で観るならば、形態・機能の異常へのアプローチで、

患者さんの生活自立が図られるのであれば短期間(最大3ヶ月間以内)

に改善をはかる、そこまでは主に医療保険を適用します。それ以後は障

害とともに生活自立が出来るような能力障害に対するアプローチをする、

それには医療保険また介護保険を適用します。その後は、介護保険なり

障害者福祉法等の枠内で、生活重視のアプローチをしてください、です。

   

ゴールデン・プランから始まっている社会保障の変化の流れは、2年前

の介護保険の導入を経て、今回は医療界(とくに隣接領域にあるリハビ

リテーション領域)に大きな変化をもたらしました。理学療法士の養成

校の問題も根っこは案外同じ所にあるのではないかと私は思っています

(生活障害をもつ方々を担当する人の1人として期待されているのに数

が足りない、では養成数を増やしましょう・・・というように)。  

  

ともあれ、「理学療法それ自体が、患者さんの生活自立・いわゆる自立

支援になっているのかどうか」が厳しく問われる時代に入ったと考えま

す。

 

診療報酬の改定は2年後にあります。「私どもは患者さんの生活自立・

いわゆる自立支援にこれだけの結果を果たしている。よって診療報酬に

おける評価を高めていただきたい。」と、さらに社会に対して主張して

ゆきたいと思います。

 

会員の皆さん日々の治療の質をさらに高めてまいりましょう。

 

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>      平成14年度診療報酬改定情報

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理事 診療報酬担当 亀田総合病院 村永信吾 

smuranaga@kameda.or.jp

 

士会員の皆様、診療報酬改定が実施されはや1ヶ月が過ぎようとしてい

ますが、皆様の施設はいかがですか?

今回の改定はリハビリテーション医療の抜本的体系の見直しが図られ、

実施時間で新

旧点数を比較すれば各療法で診療報酬は3割以上減少しています。

この改定に際して、いろいろな情報が飛び交い、かなり解釈に苦慮され

ていらっしゃると思います。

今回は、日本理学療法士協会が改定内容について厚生労働省に確認し、

まとめた内容が掲載されておりますのでご紹介させていただきます。

 

-- 日本理学療法士協会資料 --

 

平成14年度診療報酬改定情報 簡略版 (4月10日版)

 

お知らせ

 

先日の理事会を経て、下記の照会を厚生労働省へ対しておこないました。

これには、既に解釈がなされているものでありますが、協会としては、

再確認と要望を兼ねた意味合いのものであります。

なお、詳細な質問に関しても対応する旨、返事がありましたので一括し

て4月中に行う予定です。

以下、照会と厚生労働省からの回答を掲載いたします。

 

リハビリテーションにおける通則の解釈について(照会)

 

1)理学療法士が一日に取扱が可能な単位数について

 

理学療法に関わる通則によれば、「個別療法は・・、実施単位数は理学

療法士1人につき1日18単位を限度とする。また、・・・、集団療法は、

実施単位は理学療法士1人当たり1日のべ54単位を限度とする。」とあり

ます。この表現の解釈は、理学療法士が1日に取扱の可能な単位数は、

「個別療法であれば18単位、集団療法であれば54単位まで」と、「個別

療法18単位に加えて、さらに、集団療法54単位」に分かれます。

また、これまでの時間的計算を加味すれば「個別療法18単位に加えて集

団療法数単位」の解釈もあります。したがいまして、当協会では、通常

の就労時間を鑑み、「個別療法18単位に加えて集団数単位」と解釈して

おります。この解釈でよろしいでしょうか。

 

回答:個別であれば18単位、集団であれば54単位でその他は、算定する

   ことはできません。

 

回答:個別18単位を算定して、残っている時間は、評価、カンファレン

   ス等のものです。

 

2)運動療法機能訓練技能講習会受講者に対する解釈について

 

従来から、運動療法機能訓練技能講習会受講者が理学療法を行う場合に

関しては、理学療法士の監視が必要でありました。この件に関しまして、

今回の通則では、「当該療法を実施するにあたり、医師又は理学療法士

が事前に指示を行い、かつ事後に当該療法に係る報告を受ける場合に限

りア〜ウに準じて、理学療法(ロ)の届出を行うことなく理学療法(ロ)

を算定できる。なお、この場合に監視にあたる理学療法士が理学療法を

行った場合は理学療法(ロ)を算定することができる」とあります。こ

れには「事前指示、事後報告」によって、運動療法機能訓練技能講習会

受講者が行う理学療法に対し、理学療法士の監視が大きく緩和されたと

の他団体の解釈があります。これに対し、当協会では、従来の理学療法

士の監視に加えて、「事前指示、事後報告」が義務づけられたものと認

識いたしております。この解釈でよろしいでしょうか。

 

回答:PTへの「事前指示、事後報告」を前提として、監視にあたるPTは、

   監視と併行して理学療法を行った場合、理学療法(II)を算定で

   きます.

 

I 理学療法

 

1.算定要件における医師の責任

 

1) 全ての患者の機能訓練内容および開始時刻と終了時刻を診療録等に記載。

 

2) 開始時および3ヶ月(理学療法IVは6ヶ月)に一回以上、効果判定を行

  い、患者にリハビリテーション実施計画の内容を説明した上でドクタ

  ーカルテにその内容を記載。

 

3) リハビリテーションに関する記録は、患者毎に同一ファイルとして

  保管し、常に医療従事者による閲覧が可能であるようにする。

 

2.理学療法料

 

1) 理学療法は基本的動作能力の回復等を通して、実用的な日常生活に

  おける諸活動の自立を図るために、種々の運動療法・実用歩行訓練

  ・日常生活活動訓練・物理療法等を組み合わせて個々の症例に応じ

  て行う。

 

2) 個別療法,集団療法共に治療時間20分を1単位とし、20分に満たない

  ものは基本診療料に含まれる。

 

3) 個別療法は、PTと患者が1対1で20分以上行うもので、PT1人につき一

  日18単位を限度とする。

 

4) 集団療法は、PTが複数の患者に20分以上行うもので、PT1人につき一

  日のべ54単位を限度とする。なお、同時に診療可能な人数について

  は"医学的判断で妥当な範囲とするが、3人が限界の様相。

 

5) 肺機能訓練については、理学療法料の「集団療法」により算定。

(呼吸リハビリテーションとして個別療法算定の方向へ努力中である。)

 

3.加算(早期およびADL加算)

 

1) 患者一人に対するPT,OT,STの合計は、一日あたり4単位を限度とする。

 

2) 「厚生労働大臣が定める患者(疾患)」、「回復期リハビリテーシ

  ョン病棟入院基本料を算定するもの」「早期リハ加算を算定するも

  の」「外来移行加算を算定するもの」は一日6単位までを限度とし、

  月11単位目以降も100/100で算定可能。

 

3) 上記以外の患者については一日4単位まで、かつ、ひと月に11単位

  以上の個別療法を行う場合は、各11単位目以降を70/100で算定。

 

4) 患者一人に対する個別療法はPT,OT,STおのおの一日3単位まで、個別

療法と集団療法を同一日に行った場合は個別療法のみで算定する。

  患者一人に対する集団療法は、一日当たり2単位,かつ1月合計8単位

  まで。

 

5) 早期加算は施設基準(I)および(II)において発症(手術)後90日の間、

  PT,OTの個別療法に加算可能。

 

6) 加算点数(15歳未満の患者(児)に対してはこの2倍の点数で早期加算。)、

  1単位につき

・発症後14日以内:100点

・15日以上30日以内:1単位につき80点

・31日以上90日以内:1単位につき30点

 

ADL加算:上記の期間で1単位につきプラス30点。

 

7) 早期およびADL加算の対象

 

(1)血管疾患

(2)脊髄損傷等の脳・脊髄(中枢神経)外傷

(3)大腿骨頚部骨折

(4)下肢・骨盤などの骨折

(5)上肢骨折

(6)開腹術・開胸術後の患者

>(7)脊椎・関節の手術を受けた患者(新たに加えられた)

>―――――――――――――――――――――――――

加算期間中に生じた再発に関しては、「臨床上急激に発症し、画像診断

等で新たな発症を確認、かつ急性期治療がなされた場合」はリセット可

能であり、症状の増悪はこれに含めない。早期加算中の「個別療法」は11

回目以降も減点されない。

 

4.早期・ADL・老人外来加算の算定要件

 

1) 療法開始時と、その後月に1回以上、MD,PT等が共同してリハビリテ

ーション実施計画(様式12またはこれに準じるもの)を作成し、患者又は

家族に説明して交付、その写しをドクターカルテに添付すること。"リハ

ビリテーション総合実施計画"をこれに替えても良い。また、レセプトに

加算の対象となる疾患名と発症日を明記しなければならない。

 

2) ADL加算の内容:

 

病棟や屋外を含む訓練室以外の場所で、早期歩行の自立や実用的な日常

生活における諸活動の自立を目的とした場合に算定し、向上させた能力

が常に看護師等により日常生活に生かされるよう働きかけが行われるこ

と。なお、病棟訓練室及び廊下等で行った平行棒歩行、基本的動作訓練

としての歩行訓練、坐位保持訓練等、機能訓練の意味合いが強く実用的

なADL訓練に直結しないものは加算対象としない。

 

3) 老人外来加算

 

・入院中に早期加算を行った患者において、退院後に外来で個別療法を

 算定した場合、1単位当たり50点を、退院後2ケ月に限り算定可能。

 

・外来移行加算を算定する場合、診療報酬明細書の摘要欄に退院日およ

 び入院中に早期加算を行った旨を記載すること。

 

・外来移行加算中の「個別療法」は1日6単位(各部門最大3単位)まで算定

 可能で11回目以降も逓減なし。

 

5.リハビリテーション総合計画評価料480点(H002-2)

 

施設基準(I)において医師,看護師,PT,OT等が共同でリハ計画を策定し、

リハビリテーション総合実施計画書(別紙様式13またはこれに準じるもの)

を作成してその内容を患者に説明の上交付、写しをドクターカルテに添

付する。入院(外来は初診,但し外来移行や逆に入院へ移行した場合はそ

のまま)の初,2,3,6月に各1回、480点を算定。

 

6.退院時リハビリテーション指導料 300点(据え置き)

 

7.退院前訪問指導料 360点 (据え置き)

 

一入院につき一ないし最大二回まで。指導内容の要点を診療録等に記載

する。

 

II リハビリテーション施設基準

 

施設基準別1単位当たりのリハビリテーション料点数

・個別療法(I) 250点,集団療法(I) 100点

・個別療法(II) 180点,集団療法(II) 80点

・個別療法(III) 100点,集団療法(III) 40点

・個別療法(IV) 50点,集団療法(IV) 35点

 

1.総合リハビリテーション施設

 

1)総合リハビリテーション(A)の施設

 (これまでの基準を満たすもの)

 

・専任,常勤MDが2以上

・専従,常勤のPTが5以上(回復期病棟と別に),PT室300m2以上

・専従,常勤のOTが3以上(回復期病棟と別に),OT室100m2以上

 

2)総合リハビリテーション(B)の施設

 (面積要件緩和,人員配置増の新基準を満たすもの)

 

・専任,常勤MDが2以上

・専従,常勤のPT,OTが各6以上(回復期病棟と別に)で、かつPT,OT合計で

 15名以上。

・施設面積はPT,OTに共有部分があってもかまわず合計で240m2以上。

 

4) リハビリテーションに関する記録(実施時間、訓練内容、担当者等)

は、患者毎に同一ファイルとして保管し、常に医療従事者による閲覧が

可能であるようにしておかなければならない。

 

5) 備品(緩和されている)

 

代表的なもの:各種測定器具(角度計,握力計等),血圧計,平行棒,傾斜

台,姿勢矯正用鏡,各種車椅子,各種歩行補助具,各種装具(長短下肢装

具等),家事用設備,和室,各種日常生活動作用設備。

 

必要に応じて備えられているのが望ましいもの:訓練マットと付属品,

治療台,肋木,バーベル又はアレイ,ホットパック及びその加温装置,

パラフィン浴,高周波治療器,渦流浴,赤外線,電気刺激治療器,木工,

金工,治療用ゲーム,手工芸に係る器具等。

 

6)総合リハビリテーション施設の届け出を行っている医療機関は、平成14

年7月1日の定例報告の際に、PT,OTが「常勤である」事が分かる資料を添

付しなければならない。

 

2.理学療法(II)

 

1)専任、常勤のMDとPTがそれぞれ1人以上(PTは回復期病棟と別に)、PT

室100m2以上

 

2)リハビリテーションに関する記録(実施時間、訓練内容、担当者等)

 は、患者毎に同一ファイルとして保管し、常に医療従事者による閲覧

 が可能であるようにしておかなければならない。

 

3)備品:

 

代表的なものとして:各種測定器具(角度計,握力計等),血圧計,平行棒,

傾斜台,姿勢矯正用鏡,各種車椅子,各種歩行補助具,各種装具(長短下

肢装具等),家事用設備,和室,各種日常生活動作用設備 

 

必要に応じて備えられているのが望ましいもの:訓練マットと付属品,

治療台,肋木,バーベル又はアレイ,ホットパック及びその加温装置,

パラフィン浴,高周波治療器,渦流浴,赤外線,電気刺激治療器

 

4) 常勤,専従のPTが2名以上,勤務する理学療法(II)の施設において、医

師又はPTが事前に指示しかつ事後に報告を受ければ、「運動療法機能訓

練技能講習会」を受講した者が行う理学療法は理学療法(III)で算定でき

る。この場合、彼らを監視する理学療法士は、監視と併行して理学療法

(II)を算定できる。

 

3.理学療法(III)

 

1)MDおよび週2日以上勤務するPTがそれぞれ1人以上,PT室45m2以上

 

2)リハビリテーションに関する記録(実施時間、訓練内容、担当者等)

は、患者毎に同一ファイルとして保管し、常に医療従事者による閲覧が

可能であるようにしておかなければならない。

 

3)備品:OT室と連続した構造のPT室ではOTとの共有可

代表的なものとして:

各種測定器具(角度計,握力計等),血圧計,平行棒,姿勢矯正用鏡,

各種歩行補助具。

 

必要に応じて備えられているのが望ましいもの:訓練マットと付属品。

(小児を対象とする病院ではこれにとらわれず各種玩具に重点が置かれる。)

 

III 回復期リハビリテーション病棟入院料

(入院料を現行1700点から1680点へ減点)

 

「脳血管疾患、脊髄損傷等の発症後3ヶ月以内」「大腿骨頸部、下肢又

は骨盤等の骨折後3ヶ月以内」「外科手術又は肺炎等の治療時の安静に

より生じた廃用症候群を有する、手術後又は発症後3ヶ月」「これらに

準ずる状態」が対象で、"回復期リハビリテーション"を必要とする患者

が常時8割以上入院している病棟。ADL能力の向上による寝たきりの防止

と家庭復帰を目的とする」に加え、今回「必要に応じて病棟等における

早期歩行、ADLの自立等を目的とした理学療法又は作業療法が行われるこ

ととする」という通知が追加された。

 

IV 難病患者リハビリテーション料( 600点)

 

V 療養病棟・老人病棟基本料および入院生活リハビリテーション指導管理料

 

1) 医療保険型の上記病床ではリハビリテーション料の「集団療法」が"

まるめ"に含まれる。「個別療法」は算定可能で、入院生活リハビリテー

ション指導管理料の算定要件に含まれる。

 

2)療養病棟又は老人病棟において個別療法とは別にPT,OT等が病棟や病

室で日常動作の訓練及び指導を週1回以上行った場合、患者一人につき週1

回, 6ヶ月まで月4回に限り算定。ただし、入院生活リハビリテーション

管理指導を行った日時、実施者およびその内容をドクターカルテに記載

しなければならない。なお、入院生活リハビリテーション指導管理料を

算定した日は理学療法料,作業療法料を算定できない。

 

3)国保連の回答によれば、平成14年度は介護保険型の療養病棟では現行

どおり

 

4)介護保険の特定診療費の理学療法(簡単)等の取扱について

 

今回の診療報酬改定で新設された総合リハビリテーション施設(B)は、

介護保険の特定診療費の理学療法(I)、作業療法(I)の届出が可能と

なる。

医療保険の理学療法と、介護保険の特定診療費の理学療法(簡単)を併

施する場合の理学療法士1 人あたりの取扱患者数は、医療(個別療法)

をX、医療(集団療法)をY、介護(簡単)をZとすれ ば、

 X/18+Y/54+Z/36≦1 となる

 

VI 物理療法関連

 

200床未満の病院と診療所では消炎鎮痛等処置として、介達牽引と消炎鎮

痛処置を含む項目を新設。

ただし、200床以上の病院では外来診療料に含まれる。診療所には慢性疼

痛疾患管理指導料(月1回130点,)を新設。

 

1)消炎鎮痛等処置(一日につき)

・マッサージ等の手技による療法35点・器具等による療法35点

・湿布処置のうち、半肢の大部分又は頭部頚部および顔面の大部以上に

 わたる範囲のもの35点(診療所では外来患者のみに算定)

・湿布処置のうち、上記3)以外のもの24点(診療所では外来患者のみに算

 定)

・これらを組み合わせた場合は最も点数の高いもの一つを算定。

・1月あたりに器具等による療法,湿布処置を合計で5回目以降は50%に逓

 減算定。

・在宅寝たきり患者処置指導管理料を算定している場合には請求不可。

 

2)診療所のみ、慢性疼痛疾患管理指導料(月1回130点を新設)

 

変形性膝関節症,筋筋膜性腰痛症等の疼痛を主訴とし、疼痛による運動

制限の改善等を目的にマッサージ又は器具等による療法を行った場合に

算定。消炎鎮痛等処置および理学療法(IV)はこれに含まれる。

慢性疼痛疾患管理指導料を算定した患者と透析患者、15歳未満の患者(児)

は再診料逓減制の除外対象になっているため、診療所では月4回目以降

もこれらの患者の再診料は74点になる。

 

 

VII 装具採型料

 

1.「治療装具の採型ギプス」が現行の一律1100点から項目組み換え。

 

1)義肢装具採型法: 200点

2)四肢切断に対する義肢装具採型法:700点

3)股離断と肩離断に対する義肢装具採型法:1050点

4)体幹装具採型法:700点

 

---**

       以上が協会報告でした。

 

<最後に>

今後、我々現場におきましては単に点数が下がったと悲観するばかりで

はなく、これからリハビリに何を期待しているのか?何ができるのか?

を前向きに捉えリハビリテーションシステムの再構築を行う必要があり

ます。

 

追加:今回の理事会において、リハビリテーション管理において必要な

ポイントとして、

・リハビリマニュアルの作成

・リハ担当医との連携(処方と連絡の流れ)

・リハ受診前の医師の診察

・リハビリ計画を共同で作成していること

・担当者別スケジュール表の作成、日報等での単位数の確認

・リハカルテに実施日、実施時刻、個別集団の記載

・カルテとレセプト請求の一致 

などを考慮したシステムづくりが重要であると示されました。

 

 

◆  診療報酬検討会報告

――――――――――

 

去る3月24日(日)の診療報酬検討会に86名にものぼる多数のご参

加をいただき有り難うございました.

 

検討会を振り返りますと会長から医療全体の動向や、今回の診療報酬改

訂の意図など総論から始まり、前日(3/23)に開催された東京都士会検

討会の情報紹介があった後、資料に沿って、改定内容のポイントの説明

がなされ、質疑応答となりました.15分弱の休憩をはさんでフリーディ

スカッションを行い、各職場での対応や今後のリハビリテーションのあ

り方など幅広いご意見が伺えました.

 

最後に参加されたメンバーの方から一言ずつご意見.ご感想をいただき

3時間余りの充実した検討会がみなさんのご協力によりできました.お

若い会員の方より「今こそ社会からリハビリの有用性が問われてる時期!

報酬は下がっても診療の質はさげない!」とか「採算ばかりに拘泥せず、

地域や病院から必要とされるリハビリでありたい」といった力強い意見

に主催者一同励まされる思いでした.

 

検討会で質問が出ていた項目について現時点でわかっていることを追記

いたします.

 

--- 追加資料 ---

 

厚生労働省保険局医療課 発

疑義解釈(保医発第03228005号、3月28日)

http://www.hospital.or.jp/pdf/j-0409-0328005.pdf

 

 

・早期加算の対象疾患に「脊椎・関節術後」

 が追加される.

---------------

 

疑義解釈(4月24日)http://www.hospital.or.jp/pdf/j-0424.pdf

 

問 早期リハビリテーション加算を算定し

  ている患者が、月途中で発症から3月

  を越えた場合、個別療法の逓減に係る

  算定回数の数え方はどうするのか。

 

答 3月を越えて最初に行われるリハビリ

  テーション(個別療法)を同月の1単

  位目と数える。

---------------

 

労災関連情報

(岡山県理学療法士会ホームページより)http://www12.big.or.jp/~opta-net/

 

●算定回数制限について(※医療保険と異なる)

 

発症の日から起算して3ヶ月以内の期間において、リハビリテーション料の

うち個別療法又は集団療法を行った場合については、健保点数表に定め

る患者1人につき1ヶ月の合計単位数の軽減又は制限を行うことなく算定

できる。

 

●理学療法併施加算   10点

 

同一の患者に対し、健保点数表に定める理学療法の個別療法と集団療法

を同一日に実施した場合は、個別療法の所定点数に10点を加算して算定

できる。 ただし、この加算は算定は1日につき1回限りとする。

 

●早期加算が理学療法(3)の施設でもできる。

 

●消炎鎮痛等処置

 

(「マッサージ等の手技による療法」及び「器具等による療法」)に係

る点数は、負傷にあっては受傷部位ごとに、疾病にあっては1局所ごとに、1

日につきそれぞれ健保点数を算定できる。

ただし、3部位以上又は3局所以上にわたり当該処置を施した場合は、1日

につき3部位又は3局所を限度とする。

なお、消炎鎮痛等処置(「マッサージ等の手技による療法」及び「器具

等による療法」)と理学療法を同時に行った場合は、理学療法の点数と

消炎鎮痛等処置(「マッサージ等の手技による療法」及び「器具等によ

る療法」)の1部位(局所)に係る点数をそれぞれ算定できる。

 

上記の労災の診療費算定変更が4月1日にさかのぼって適応される

---------------

なお理学療法施設基準の和室・日常生活動作機器についての判断は未だ

各都道府県の社会保険局の解釈が一定せず全国的なガイドラインは定ま

っていないようです.

                  5月1日時点 文責:編集部

 

 

◆ 診療報酬改訂についての緊急アンケート調査結果

――――――――――――――――――――――

 

  

期間:平成14年3月16日〜31日

 

アンケート方法: 

メールマガジン、メーリングリストを活用している県士会及びピーナッ

ツMLメンバーへ調査依頼を出し、電子メールで回答してもらった(施

設の重複あり)

 

◆ 集計結果 ◆

 

  岡山県士会:25名

  千葉県士会:16名

  茨城県士会:13名

  大阪府士会:17名

  石川県士会:19名

  宮城県士会:15名

  ピーナッツ:17名 

  合 計 :122名

 

Q1.今回の診療報酬改定についてご興味がありますか?

 

大いに興味がある  112名(91.8%)

少し興味がある    10名( 8.2%)

余り興味がない     0名

全く興味がない     0名

どちらともいえない   0名

 

【寸評】

回答者の多くが今回の診療報酬改訂に興味を持っており、Q5に見られ

るよう医療施設以外に勤務されてる方からも回答が寄せられた.

 

Q2.今回の診療報酬の内容はご存じですか?

 

かなり詳細に情報を得ている   53名(43.4%)

概略程度の情報を得ている    63名(51.6%)

大幅に変わると言うことは知っているが内容はほとんど知らない 6名(4.9%)

全く知らない           0名

 

【寸評】

メルマガ・MLの利用者ということで詳細な情報を把握していると回答

した方が4割を越え、概略程度とあわせると95%の回答者が情報を得

ていた.今回は電子メールなどを利用されていない方への調査ができな

かったが、メール利用者と未利用者ではかなりの情報格差があったので

はないだろうか?

 

Q3.今回の診療報酬の単位制や早期加算、減額規定などについてどう

お感じになりますか?

 

全面的に正当な改訂だと思う 1名( 0.8%)

部分的に問題はあるが、おおむね正当な改訂だと思う 15名(12.3%)

全面的に不当な改訂だと思う 27名(22.1%)

部分的には理解できるものもあるが、おおむね不当な改訂だと思う 71名(58.2%)

どちらともいえない    8名( 6.6%)

 

【寸評】

アンケート調査期間中、早い時期に回答してくれた方は18単位の制限

など未確定であったりしたが、半数以上の回答者が「部分的には理解で

きるがおおむね不当な改訂」という認識だった.全面的・部分的あわせ

ても「正当な改訂」という方は2割に満たない結果である.

 

Q4.今回の診療報酬改定で医療保険における理学療法料はどのくらい

かわると予測されますか?

 

増益する         0名

変化なし         3名( 2.5%)

5〜10%程度の減益  13名(10.7%)

10〜30%程度の減益 58名(47.5%)

30%以上の減益    44名(36.1%)

不明           3名( 2.5%)

 

【寸評】

多くの回答者が10〜30%、それ以上の減収と予測していた.増収と

なると回答した人は一人もいない状況であり、今回の改訂による収益面

への影響はマイナス評価が圧倒的であった.

 

Q5.あなたの所属している施設は以下のどれでしょうか?

 

総合承認施設       27名(22.1%)

理学療法II施設      64名(52.5%)

理学療法IIIもしくは IV施設 7名( 5.7%)

介護保険関連施設      8名( 6.6%)

その他          15名(12.3%)

不明            1名( 0.8%)

 

【寸評】

医療保険施設が8割近くを占めたが、それ以外の職場の方々からも回答

が寄せられ、この改訂への関心度の高さを物語っているように思われる.

 

◆―――――――――――――――――――――――――――――――

>     第7回 千葉県理学療法学会 報 告

―――――――――――――――――――――――――――――――◆

 

「第7回学会開催奮闘記!」

 

           第7回千葉県理学療法士会学会長 江澤省司

 

吉田千葉県士会長より第7回学会の学会長を依頼されて、2002.2.

24の学会開催に至るまでクリアして行かなければならない事がいくつ

かありました。

 

そこで、それらの事柄を返り見ながら、今回の学会について思うことを

綴ってみました。

 

まず、取っ掛かりとしては準備委員の人選でした。私の勤める本院のス

タッフは気持ち良く引き受けてくれたところですが、なにせ南総地区と

いう広大な地域から人集めをして行かなければならない訳です。市原市

を拠点として南は富津市、鋸南町、東は茂原市あたりまで片道50km〜

60kmもの距離を有します。しかし幸いにも市原市の白金整形外科病院、

帝京大学市原病院、清水脳神経外科病院及び隣の市の袖ヶ浦さつき台病

院の各スタッフが準備委員として共に苦労と喜びを分かち合うことに賛

同していただきました。よって、遠くの方々には主に学会当日の運営委

員として参加、協力していただくこととしました。

 

その次は、会場をどこにするかでした、いくつか候補が上がった中で2

カ所に絞られました。準備委員のメンバーで視察に廻り、駐車場はある

程度無料で確保できるが、回りに昼食をとる飲食店が少なく、駅から離

れているので、車で来る参加者に便利なところにするか、あるいはその

逆で駅に隣り合わせてあり、飲食店もすぐ近くにあるが、駐車料金が有

料になってしまうので電車で来るほうが便利なところにするか二者択一

の結果、会場は後者の内房線五井駅隣の「サンプラザ市原」と決まりま

した。参加しやすさ、つまり交通の便が今回の学会で果たしてどのよう

な影響が出たのか定かではありませんが、会員数の多い都心近くから離

れて会員数も少なく、電車の本数も少ない遠隔地での学会開催において

は更にその日の天候も心配しながら会場を決定して行かなければならな

いと思いました。

 

学会を運営して行くには運営資金が必要です、会員数が一挙に50〜6

0名いや、それ以上に増加する傾向にあり、印刷費、郵送費の増加や準

備委員、運営委員が会議や学会設営、開催に際しての遠距離からからく

るための交通費(実際ある運営委員の方は勤務先が君津市ですが神奈川

から通勤しているということでアクアラインを通り抜け100kmもの道

程をやって来てくれました)、駐車料金、特別講演講師料等、総額どの

ぐらい必要か計りかねるところがありましたが、前回学会と比較してお

おまかでも100万は必要かと思いました。県士会からは50万の学会

補助金が出ますので後半分を捻出しなくてはなりません。学会参加者1

50名で15万とし、合わせて65万となりその後は不況のおりの中、

心ある業者の方々のご協力をいただかなければならないのが現状であり

ます。したがいまして前回学会よりは少しばかり広告料などをアップ致

しまして、準備委員の押しの強さと優しさで、何とか思っていた目標額

より少しばかり多めに集めることができ、学会参加者数もほぼ前回学会

並の168名参加いただき、収支は黒字とすることができました。 

 

学会をどのように構成して行くか、それには特別講演、公開講座をどな

たにしようかということでした。演題数が30以上集まればそれだけで

進行して行けるところですが、前回学会を参考にしても多くて演題数は

20題と踏んで企画を立てました。いろいろと伝を便りながら、しかも

なるべく講師料もかからずそれでいて会員の興味の引きそうなテーマで

ということで、労災病院と関連のある先生を紹介いただき、日本で寝た

きり原因一つとなっている老人の大腿骨頚部骨折の予防と言う観点から

研究されている、国立療養所中部病院の整形外科原田敦先生より「プロ

テクターによる大腿骨頚部骨折の予防」というテーマで講演していただ

くことができました。

 

講演に関しては残念ながら運動療法そのものに密着したテーマでなかっ

たため反響はいまいちという風に感じられましたが、転倒時の骨折予防

として運動療法+外的環境の整備+家族、職員の接し方+今回の転倒時

のプロテクターによる衝撃緩衝作用が相乗しあって減少させて行くこと

ができるという一つの認識を得られたものと思っています。

 

士会として、法人化設立の一活動としてまた、一般市民、県民への啓蒙

の手段として公開講座は必要なものです。しかし、テーマを決めること

や、講師捜しが困難を極めました。よって前回学会同様、市民にPRの

効くそれでいて現在に即した内容という事で、その辺に詳しい八千代市

高齢者支援課のPT田中康之先生に御足労いただき、テーマは「理学療

法士から見た車いすの選び方 〜介護保険でのレンタルのポイント〜」

(写真1)で開催に遭ぎ着けることができました。

 

更に市民に多数参加してもらいたいことと、士会法人化のためにも市原

市の後援がいただければということで市の関係部署を通じてお願いし無

事「市原市後援」というかたちで開催することができました。

 

参加者66名、そのうちアンケート回答者59名《会員18名・非会員

21名(その内市原市民15名)》であり非会員の方の職種は看護師、

OT、保健婦、介護福祉関係者、ヘルパー等14名、一般の方5名とな

っており、そこから参加動機は家族介護3・仕事関係5・理解を深める

7・興味がある、無回答3となり勤務先との兼ね合いからも仕事に必要

な知識を得ることを目的として参加された方が多いように思われた。

 

学会における演題数は17題、内訳は口述発表14題、ポスター発表3

題(写真2)でした。会員数が増加して来ている割合にはここ数年演題

数が増えていない状況です。

 

発表方式は、口述発表の方全員がパワーポインターを使用することとな

りました、発表者にとっては従来のスライドフィルムを使用したものよ

りは発表ぎりぎりで差し替えが可能とか、コストを安く押さえられると

か、プレゼンテーションをダイナミックに表現できるとかのメリットが

多いものと思われます。準備する側にとっては、液晶プロジェクターは

高額でレンタル料もばかにならない料金です、今学会では幸いにも養成

校と業者の方からお借りすることができました。また、集まった演題の

取り扱いに当たってソフトの互換性やメディアの特性を知ったうえでの

管理、映写に際してのノウハウなど、PCの知識を有するものがいない

とうまく運営していけない面がありました。しかし、今後はネットでの

演題募集や、学会場での運営そのものをPCで一括管理して行く方向で

ますます進んで行かざるを得ないのが現状と思いました。

 

 学会参加者は総計168名でした、内訳は会員163名(内運営委員

40名)、その他介護福祉士3名、ST1名、PTS1名でした。男女

比はほぼ半々でやや男性が多い数でしたので段々に女性会員が増加して

いる影響が伺われます、昔は圧倒的に男性が多かったですから。これか

らは士会独自の演題発表者や参加者の実態調査などを基にしての学会発

展の基礎資料作りと学会評議委員の設置も数年先には必要なのではない

かと感じました。

 

とにもかくにも、学会成功に向けて準備委員、運営委員の方々が粉骨砕

身して事に当たっていただけたことが今回の成功に結び付いたものと思

っていますし、この期間の中で何かしら得たものがあると確信していま

す、本当にご苦労様でした。

 

最後に、次回第8回学会開催に向けて会員の演題発表数の増加と学会の

成功を祈念して、次期学会長井田先生にエールを送りたいと思います、

「頑張!頑張!イ〜ダ!」。

 

 

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> 県士会役員リレーエッセイ 第1回

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             今、思うこと

                      副会長 茂木 忠夫

 

皆さんの所属している施設では、患者様の呼び方をどの様にお呼びして

いますか?

 

自分の所属施設では、受付は「何々様」、診察室・訓練室等一対一の場

合は「何々さん」でも良いことに暗黙の了解が出来ていますが、原則的

には「様」です。患者様は「様」はとても遠く感じ、「さん」で呼ばれ

るととても親密に聞こえると言う人が多く「さん」にしてほしいという

要望があります。

 

すべてとは言いませんが理由の一つに有料のサービスを提供する側が優

位にある特殊な関係が医療界では成立しているからではないでしょうか。

心の無い、口先だけのサービス(営業スマイル・リップサービス等)を

見抜いている人が多く存在するということでしょうか。相手に非常に失

礼ですよね。

 

また、医療の知識、技術、患者様との関係が良好でも世間一般では通用

しない人、結構自分の周りに居ませんか?今、医療従事者の質を問われ、

医療サービスを受ける側が、人・医療サービスを選ぶ時代に我々は対応

出来ているのでしょうか?

 

真の社会人に成る為、「接遇」をテーマにした研修会が,この頃非常に多

く見受けられるようになりました。当士会でも新人教育セミナーの中で

「人間関係」というテーマで、7年前から研修会を開催していますが、

あまり好評では無いようです。是非、私がという方がいらっしゃいまし

たらご連絡をお願いいたします。講師依頼をさせて頂きます。

 

では、自分自身はどうかと言いますと、対応できていません。と言うの

も、職場を離れた場面で、生まれ、育ち、年代、学歴、国籍等違う人た

ちと接することが多いのですが、一般常識の欠落を痛感する毎日です。

 

我々、理学療法士は人間との関係が非常に大切な職業の一つです。自分

の人間関係の在り方をもう一度確認し、今後の自分の進み方を、「嫌な

事も行うと決めたら嫌々行わない事、気分を変えて気持良く行う」。

「一期一会、時々の出会いを大事にする事」。を気を付けながら見つめ

ている毎日です。

 

 

◆―――――――――――――――――――――――――――――――

>     各 種 会 議 報 告

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◆ 千葉県地域リハビリテーション協議会報告(パート1)

――――――――――――――――――――――――――

「千葉県地域リハビリテーション連携指針」発表される。

 

千葉県における「千葉県地域リハビリテーション連携指針」が発表され

ました。

本指針は、前書きに「本県におきましても、少子高齢化が進んでおり、

安心して妊娠・出産・子育てができる支援と環境づくり、高齢となって

も寝たきりにならず、生き生きとした生活が送れるよう保健・医療・福

祉サービスの充実と効率的な施策の推進が必要となっております。

 

介護保険制度が平成12年度から導入され、要介護状態になられた方が、

住み慣れた地域で「能力に応じて、自立した日常生活を営むことが出来

るよう」介護サービスが提供されるようになりました。

  しかし、今後、高鈴者の増加に伴う要介護者の増加により、介護保

険制度へ大きな負担がかかることが予想されます。県民ができるだけ健

康寿命を延伸し、豊かで生きがいのある生活を送るために、健康づくり、

寝たきり予防活動の推進は最も重要であり、さらに、介護の必要な方に

は悪化させない健康レベルの維持や自立生活に向けたリハビリテーショ

ンも重要となっています。

 

このため、本県では「地域リハビリテーション支援体制」を推進するた

めに、高齢者や障害者等がリハビリテーションサービスを連続かつ適切

に受けられ、いつまでも健康でいきいきとした生活が送れることを目指

して、リハビリテーションの効果的な推進や関係機関の連携のあり方に

ついて「地城リハビリテーション連携指針」を策定いたしました。」と

述べています。

 

当士会会長として私は連携指針作成の委員として、連携指針の原案作成

に関わりました。

今回は、紙面の都合上「連携指針の目次」を報告し、次号より連携内容

を紹介します。

 

●千葉県地域リハビリテーション連携指針 目次

 

第1章 リハビリテーションとは、

 1、リハビリテーションの考え方

  (1)リハビリテーションとは

  (2)地域リハリテーションの概念

   

第2章 地域リハビリテーションの現状と課題

 1、地域リハビリラーションを取り巻く現状

  (1)千葉県の人口の推移と高齢化率

  (2)死亡の現状

  (3)高齢者の現状

  (4)地域リハビリテーションに関わる県内の関係機関の現状

 2、地域リハビリテーション資源調査結果

  (1)調査目的

  (2)調査対象及び回収率

  (3)医療機関等調査結果

  (4)市町村調査結果

  (5)資源調査からみた今後の課題

 

第3章 本県における地域リハビリテーション推進方針

 1、目標

 2、施策

  (1)地域リハビリテーション支援体制の整備

  (2)予防的リハビリテーションの推進

    (介護予防と関連させた老人保健・福祉活動)

  (3)人材の活用・育成・充実

  (4)リハビリテーション施設や最新情報の提供・共用化

  (5)県民へのリハビリテーションに関する普及啓発活動の推進

 

第4章 地域リハビリテーション関係機関の役割と連携

 1、地域リハビリテーションの関係機関の役割

  (1)医療機関

  (2)歯科医療機関

  (3)介護老人保健施設・特別養護老人ホーム等の施設

  (4)訪問看護ステーション・在宅介護支援センター

  (5)社会福祉協議会等

  (6)市町村

  (7)保健所

  (8)県

  (9)千葉県地域リハビリテーション総合支援センター

  (10)地域リハビリテーション支援センター

2、地域リハビリテーション関係機関の連携のありかた

   別図1、関係機関の連携概念図

   別図2、地域リハビリテーション支援体制

   別図3、千葉県における二次保健医療圏

   参考資料・統計資料

 

以上です。

 

さて、地域リハビリテーション協議会は、国が各県に対して設置するよ

う求めたもので予算化されていました。千葉県は全国のなかでは半ばの

取り組みと思います。

本連携指針の中でリハビリテーションサービスには、医療の側面もある

が福祉の側面・保健の側面もあることを強調しています。

私ども理学療法士に対しても、医療分野の視点にとどまらず福祉・保健

に対する視点を持つことが要求されています。

 

(続く)        (文責:吉田)

 

 

◆―――――――――――――――――――――――――――――――

>   千葉県老人保健施設協会リハビリ部会設立

―――――――――――――――――――――――――――――――◆

 

現在、千葉県内の介護老人保健施設は100施設を越えました。介護老人保

健施設運営基準では常勤換算法で、『入所者及び通所者の数を100で除し

た数以上の理学療法士・作業療法士を置く』とあります。しかしながら

会員の多くの現状で、人員不足、経験が少ないということから「情報交

換の場が欲しい・研修の場を作ってもらいたい」という声が多くなって

います。

 

このことからこの度、介護老人保健施設敦敦PT加藤信二氏を部会長に

晴山苑PT小川英之氏、北柏ナーシングセンターPT高倉秀暢氏、ロー

タスケアセンターPT大塚剛氏、秀眉園PT早坂良浩氏、たいようPT

篠崎比呂志氏の6名にて千葉県老人保健施設リハビリ部会設立を致しま

した。今後、平成14年度より年4回の部会をOT・ST・介護員と行

っていく予定ですので、多くの方のご参加をお待ちしております。

 

お問い合わせは、介護老人保健施設 敦敦

TEL(043)460-5101、FAX(043)460-5102 PT加藤まで

 

 

◆―――――――――――――――――――――――――――――――

>   県士会執行部・事務局からのお知らせ

―――――――――――――――――――――――――――――――◆

 

 

◆ ● 30周年特別会計における催促のお願い

> ――――――――――――――――――――

事務局長 西山晴彦

 

昨年7月22日に千葉PT士会創立30周年記念式典を滞りなく開催す

ることができました。これも一重に土会員皆様の御支援の賜物と感謝し

ております。

 

本開催に伴い士会員の皆様には、特別会費1000円をお願いしており

ましたが、未だ完全に集金できておらず創立30周年式典の収支決算を

提出することができません。

 

つきましては、平成13年度に当県士会に所属されていた会員の皆様は

早急にお振り込みいただきますことを重ねてお願いいたします。

 

支払方法は、千葉県理学療法士会宛までお願いいたします。

振り込み先:千葉銀行松ヶ丘支店

口座番号:(普通)2088427

口座名義人:日本理学療法士協会

     千葉県理学療法士会 西山晴彦

 

 

◆ ● 事務連絡 勤務先移動について

> ――――――――――――――――――

事務局長 西山晴彦

 

年度始めに伴う勤務先の移動届けは早めに所定の用紙にご記入の上事務

局まで郵送下さい.

 

※異動届の用紙は日本PT協会総会資料巻末に掲載されています.

 

 

 

-----------------------------------------------------------------

 

◇ 編 集 後 記 ◇

 

前号に引き続き診療報酬改定情報満載のため特大号?となりました.郵

送費など考えると予算が足りるか早くも心配になってきてますが、こん

な時こそいち早く情報を伝えるニュースの頑張りどころと思ってます.

 

新年度となりフレッシュマンを迎えた職場も多いことと思いますが、は

やく業務に慣れて各職場でなくてはならない存在になるようがんばって

ください!

 

 

※ 次号のニュース原稿の締め切りは ※

※ 平成14年6月30日(日)です ※

 

 

 

■千葉県理学療法士ニュース編集部より-----------------------------

 

●県士会ニュースメールマガジンの配信先の変更や購読の中止、配信先

 の変更、購読中止の場合は下記メールアドレスにご連絡下さい

                   JK8S-YMST@asahi-net.or.jp

 

●広告受付:事務局長 西山晴彦(千葉リハセンター理学療法部)まで

 

●投稿:ニュース編集部 山下祥司(千葉市立病院 リハビリ)まで

        

―――――――――――――― 問い合わせ先 ―――――――――――

● 千葉士会公式ウェブ  http://www.kit.hi-ho.ne.jp/pt-chiba/ ●

○ 士会グループウェア  http://rigakuryoho.intranets.co.jp/  ○

● 千葉士会公式ウェブに関する意見  pt-chiba@kit.hi-ho.ne.jp ●

――――――――――――――――――――――――――――――――

 

発行人 吉田久雄 / 編集人 山下祥司

発行 千葉県理学療法士会 事務局

〒266-0005 千葉市緑区誉田町1-45-2 千葉リハセンター理学療法部内

Tel 043-291-1831 Fax 043-291-1857

編集 千葉市立病院 リハ室 〒260-0851 千葉市中央区矢作町827

Tel 043-227-1131 Fax 043-224-0719

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

【求人コーナー】

 

 

理学療法士募集

 

募集人員 若干名(男女不問)

待 遇  当院給与既定により優遇

    (経験年数加算有り)

   昇給年1回、賞与年2回、研修など優遇

勤務時間 8:45〜12:45 14:45〜18:45

休日休暇 週休2日制 夏季休暇 年末年始

施設概要 クリニック

     整形外科、内科、リハビリテーション科

     施設基準 理学療法II

応募方法 電話連絡の上、履歴書郵送して下

     さい

 

医療法人社団淳英会

おゆみの整形外科クリニック

〒266-0031 千葉市緑区おゆみ野3-22-6

鎌取クリニックビル1F

TEL:043-293-1118 FAX:043-293-1117

担当:栗原・矢部

 

------------------------------------

 

言語・理学療法士募集

 

勤務態様:専門的非常勤職員

雇用期間:1年以内(更新可)

勤務日数:月16日もしくは12日以内

勤務時間:日勤 8:45〜17:30

勤務内容:知的障害者・児の機能訓練

報  酬:日額 17,100円(平成14年度)

問い合わせ先

東京都千葉福祉園

生活第一課 活動援助係 永井

〒299-0241 千葉県袖ヶ浦市代宿8番地

 

TEL 0438−62−2711(内)501

FAX 0438−62−6093

 

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