★★ 千葉県理学療法士会メールニュース 95号 ★★

http://www.ne.jp/asahi/pt/chiba/index.htm

千葉県理学療法士会 ニュース編集部 2001年 04月号

 

◇ 95号 目次 ◇

 

・ 会長報告

・ 第6回千葉県理学療法士学会報告

・ 平成12年度第9回理事会議事録

・ 平成12年度第10回理事会議事録

・ 第30回関東甲信越ブロック総会報告

・ 第53回全国士会長会議議事録

・ 寄稿 発達支援センター便り(最終回)

・ 学会印象記

・ お詫びと訂正

・ 通知 介護保険の住宅改修に関わる告知

 

 

◆会長報告―――――――――――――――――――――――――――――――――

               順天堂浦安病院 吉田 久雄

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

 

第6回千葉県理学療法士学会が、渡辺良明学会長の下、2月25日松戸市民劇場で開

催されました。

特別講演「最近のPNFの動向」、一般演題15題、ポスター発表2題他、県民の方

々に対する、一般公開講座「理学療法士から見たくらしの中のリハビリテーション」

など、内容の濃い会を開催することが出来ました。

 

 士会の活動には、ご存じのように主として会員のレベルアップを計るための学術活

動と、会と会員の立場を守り維持するための対外(渉外)活動があります。いずれの

活動も大切で、いわば車の両輪のごとき性格を持っています。

 

 しかしながら時代の流れの中で、この両者に対する重みづけには、サジ加減がある

のはいたしかたのないことかもしれませんが、会の運営にあたり会員に言うべきこと

は言ってみたいと思いますし、会員のみなさんにも言っていただきたいとも思います。

 

 さて昨年平成12年11月30日、厚生大臣に「理学療法士及び作業療法士の需給

の推計に関する意見書」が出されました。それによると理学療法士の需要は46、0

00名で、報告時点での養成数からみると、平成16年以後2〜3年で需要数を満た

すとしています。

 

 数の算出に用いた基礎データがないために発表された数に対する評価が出来にくい

のですが、今後この数字は一人歩きしていくことはまちがいありません。理学療法士

の養成校と養成数からみると、例えば千葉県では本年4月から2校新しく学校がスタ

ートして、県内では160名の学生となります(現在80名)。加えて来年も1校設

立準備をしています(定員80名)。さらに千葉県近辺に幾つかの学校が設立を予定

しているようですが、これら養成校増加に対する動きにブレーキがかかるのかどうか

は今後の動きを注意深く見て行くことがもとめられます。

  

 士会においては、会員の質を高める活動が対外的にも求められて行くことでしょう。

またそうしていかなければ、会そのものの存在意義が対外的に薄くなり、理学療法士

に対する視線もキビシクなっていくと思います。また士会が県民の方々に対しどのよ

うな貢献をしているのか、出来るのか等の情報を発信してゆくことも、いままで以上

に求められるでしょう。

 1人では行ないにくいことも、仲間がいれば出来ることも多いはず、会員ひとりひ

とりの方々の参加をまっています。

 

 

◆学会報告―――――――――――――――――――――――――――――――――

第6回千葉県理学療法学会を終えて

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

                      学会長 渡辺良明 千葉西総合病院

 

今回の学会は、初めての事ばかりがとにかく多く、当日を迎えるのが非常に不安で

した。

 松戸地区で準備を行うのは初めて。公開講座は初めて。パソコンプロジェクターを

使用するのも初めて。ポスター発表も初めて。公開講座の応募は来るのか?パソコン

がハングアップしないか?ポスター発表に人が来なかったらどうしょうか?何より、

千葉県の北西の僻地まで来てくれるのだろうか?初めてのものが(スタッフも開催内

容も。)多すぎて、予測できないトラブルが起こるのではないか、、、。不安を抱え

て毎日が落ち着かず、眠れない日々が続きました。

 

 はたまた、準備期間の時間の経過が早く、毎回の準備委員会の時間が過ぎるのが早

いこと早いこと。(会議が終わるのがだいたい22:00はまわってましたねー。遅

い時は0:00過ぎてたからねー。準備委員のみんな、お疲れ様でした。)

挙句の果てには、前日迄ドタバタドタバタしたまま当日へ、、、、、。

さて、当日は幕を開けてみると、学会の参加者は総計で180人を超え(千葉の僻地

迄みなさんありがとう。)公開講座を含めると240人位の多くの来場がありました。

 

公開講座も様々な職種の方に参加していただき、活発な討論が行われました。

口述発表では、パワーポイントでのプレゼンテーションは大変美しく、トラブルも

無く流れていき(開会式前、スクリーンに演題が次々と流れているのに気がついた方

はいますか?)ポスター発表にも人が集まり実物を装着している参加者もいました。

そして、なによりも大きなトラブルも無く無事に閉会式を迎える事ができました。

 

 これも全て、参加者の皆様、発表者の皆様のご協力があったからこそです。本当に

ありがとうございました。

今学会を通して感じたのは、実物を見て、触って、実際に身体で感じることのでき

るもの、一つの演題でスライドもビデオもあり(将来はパワーポイントで動画やアニ

メーション入りになるのでしょうか。)と色々な方向性や可能性があるように思いま

した。

 

 理学療法士学会の世界も新しい時代の流れを迎え変貌を遂げていくのを感じました。

最後に、学会へ参加してくださった士会員の皆様ありがとうございました。そして、

準備委員、運営委員のみんな、半年間お疲れ様でした。また来年、学会でお会いしま

しょう。(その時は参加者としてね。)

 

 

◆―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

      各 種 会 議 報 告

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● 平成12年度第9回理事会議事録

――――――――――――――――

                         

日時:平成13年1月23日(火)

場所:千葉県千葉リハビリセンター

出席者:<理事>吉田(久)、井田、西山、藤井、村永、山口、石塚、吉田(昌)、

        渡辺(良)

<監事>宮前

<委任状> 茂木、宮崎

<書記>西山

 

<会長報告>

・12/9公開講座開催。学生を中心に16名が参加した。

・12/21千葉県老人保健施設協教会、指導者養成研修会に4名の会員を推薦し

 た。

 

<各局報告>

事務局

*総務部会員動向

    施設数 208(内、自宅44)

    会員数 658名

社会局

 講師派遣について、今後は渉外部内に担当を新設して対応していく。

 

学術局

*PT・OT合同セミナーについて

 当初の意味が薄れてきたことやOT側も生涯教育プログラムが開始されたことに

 より、研修会が多くなっている事などから調整が難しくなってきている。次回連

 絡会に合同セミナーを発展的解消とし、両士会の研修会を相互にオープン参加と

 する方向で提案したい。

 

*機関誌について

 学会読が充実してきたことなどから、機関誌の内容と位置づけに再検討が必要な

 時期にきている。

 

*単位管理について

 いまだにシステムについて理解されていないことによるトラブルが絶えず、今後 

 さらに会員に対しての周知が必要である。

 

*日本理学療法士協会医療保険診療報酬検

 討委員会報告

 

 施設基準調査について5施設推薦して欲しい旨依頼があった。柏厚生病院、千葉

 リハビリテーションセンター、みつわ台総合病院、勝浦整形外科クリニック、亀

 田総合病院を推薦することが決まった。

 

<議題>

1,理事変更の件

 山口理事2月に神奈川に転出のため辞任の申し出があり理事会承認された。

 

2,代議員改選に伴う理事会推薦の件

 宮前信彦氏、渡辺京子氏にかわり吉田久雄氏、西山晴彦氏を理事会推薦すること

 に決定した。(井田興三郎氏留任)

 

3,その他

 1)千葉県リハビリテーション協議会委員推薦について

    千葉県より推薦依頼があり吉田会長を推薦することが決定した。

 2)第7回干葉県理学療法士学会長について

    千葉労災病院の江澤氏とすることに理事会承認された。

 3)創立30周年記念事業について

    予定通り準備が進行されている旨、報告があった。

 

●平成12年度第10回理事会議事録

――――――――――――――――

日時:平成13年2月20日(火)

場所:千葉県干葉リハセンター

出席者:<理事> 吉田、井田、西山、山口、村永、吉田(昌)

<監事>江澤

<委任状>宮崎、茂木、石塚、渡辺(良)、藤井

<書記>坂本

 

<会長報告>

2月16日 関東甲信越越ブロック士会長会議出席。

 

<議題>

1,平成13年度予算案について

  前年からの変更点

・会員数の自然増による会費収入の増額

・部員の部参加の補助を増額(交通費を実費、食費は1000円を上限にする)

・役員の会議出席に実費の支給(今までは会長分のみ支給)

・30周年記念事業費の増額(10万円から30万円へ)

・予備資を増額(法人化へ向け事務所の賃貸料等のため)

    以上が理事会にて承認された。

 

2,士会提出設題の確認について

・協会の士会法人化への取り組みについて

・協会として学術大会の今後の方向性について

・理学療法士の受給数を増やすための取り組みについて

  以上が理事会提案として了承された。

 

3, その他

*千葉リビング社第3回ウエルケアキャンペーンに対し士会の共催を承諾した。

*県医師会より介護保険運営における問題点を整理したいと依頼があり、老健と病院

 を代表し2名の方にアンケートの協力をしてもらった。

 

 【今後の予定】

 

平成13年度第1回理事会4月10日(火)開催予定

事業報告・収支報告の理事会承認

千葉リハビリテーションセンター 6時30分から

3役調幹事  士会監査  4月17日(火)開催予定

決算総会         6月2日(土)

 

 

◆第30回関東甲信越ブロック総会報告

――――――――――――――――――

                  関東甲信越ブロック代表士会長 井上保

 

<平成12年度事業報告>

 

1.士会長協議会の開催 2回/年 平成12年9月2日 平成13年2月16日

2.新人教育担当者会議の開催 1回/年 平成12年9月3日

3.第19回関東甲信越ブロック理学療法学会の開催

 学会長  松村秩    

 担当   茨城県理学療法士会

 テーマ 「介護保険制度下における理学療

      法サービス」

 期日 平成12年9月2日(土)3日(日)

 会場  茨城県県南生涯学習センター 土浦市亀城プラザ

 特別講演 「介護保険と地域リハビリテーションの今日的課題」

       太田仁司先生(茨城県立医寮大学教授・附属病院長)

 学会長講演「わが国における理学療法教育の歩みと展望」

 松村 秩 先生(茨城県立医療大学教授)

 演題 46題(口述30 ポスター16) 予算額  414万円

 

4.新人教育プログラムの開催(第19回ブ

  ロック学会内開催:平成12年9月2日)

 人間関係1 「人間関係の問題から見えてくるもの」

        黒田浩司先生(茨城大学人文学部助教授)

 

 人間関係2「治療システムにおける理学療法士の役割と患者・家族布置」

       小原昌之 先生(茨城県立友部病院 臨床心理士)

 

5.ブロック代表士会長(ブロック士会長協議会長)行動報告

 

・第19回関東甲信越ブロック理学療法士学会開会式出席挨拶(平成12年9月3日)

・協会理事会出席2回(第4回:平成12年10月3日 第6回:平成12年12

 月9日)

 

6.ブロック事務局報告         

  資料作成・名簿作成など

 

<平成13年度事業計画>

           

1.士会長協議会の開催 2回/年 平成13年9月8日 平成14年2月15日

2.新人教育担当者会議の開催 1回/年 平成13年9月9日

3.第20回関東甲信越ブロック理学療法士学会の開催

学会長  深川新市     

担 当  新潟県理学療法士会

テーマ 「理学療法士における研究活動・生涯学習」

期日  平成13年9月9日(日)

会場 長岡リリックホール

基調講演「わが国の理学療法におけるEvidence Based Medic

     ine (科学的根拠に基づく医学医療EBM)の取り組みの現状」

     黒川幸雄 先生(北里大学医療衛生学部)

   

特別講演「変形性股関節症の病態から治療まで」

     遠藤直人 先生 (新潟大学医学部教授)

 

演題 50題 予算額 590万円

 

4.新人教育プログラムの開催(第20回ブロック学会内開催:平成13年9月

  9日)

「臨床における動作分析」-環境との相互作用の中で- 

 大槻利夫 先生(諏訪赤十字病院利リハビリテーション科)

    

「日常生活動作の運動学的解析」

 百瀬 先生(山形県立保建医療大学助教授)

  

5.ブロック代表士会長(ブロック士会長協議会長)行動

 

・第20回関東甲信越ブロック理学療法士学会開会式出席挨拶(平成13年9月

 9日)

・協会理事会出席2回(第4回:全国研修会 第6回:賛助会員研修会)

・各士会設立30周年記念事業出席挨拶

  

6. ブロック事務局報告

   資料作成・名簿作成など

 

 

◆第53回士会長協議会議事録 

―――――――――――――――

日時 平成13年2月16日午後3時30分から

会場 東京医科歯科大学医学部付属病院 大会議室

参加者(順不同)

井上保(神奈川県、関索甲信越ブロック会長)、吉田久雄(千葉県),大黒 篤

(埼玉県)、高橋輝雄(東京都)、萩谷俊英(茨城県)、川田高明(群馬県)、

深川新市(新潟県)、谷村英四郎(山梨県)、原田聡昭(長野県)、

佐藤第19回学会準備委員長(茨城県)、桑原第20回学会準備委員長(新潟県)、

松崎第21回学会準備委員長(埼玉県)

 

当日配布資料

平成12年度(第53回)士会長協議会議題表、第30回総会資料、平成12年度

会計報告、平成12年度新人教育担当者会議事録要約、関東甲信越ブロック新人教

育の単位に関する提案、関東甲信越ブロック士会長協総会会則、平成12年度理学

療法士会事業報告(茨城県、新潟県、埼玉県、群馬県、山梨県)

第19回関東甲信越ブロック学会報告書、第20回関東甲信越ブロック学会企画書、

第21回関東甲信越ブロック学会(案)

 

<議 題>

 

1、第19回関東甲信越ブロック学会結果報告について

 資料に基づき報告があった。参加者数 会員497名会員外68名計565名。

 テーマ「介護保険下における理学療法サービス」

 特別講演1題、学会長講演、一般演題46題(口述発表30題、ポスター発表

 16題)

 収支決祭は、収入4,155,753円、支出 4,155,

 753円であった。

 

2、第20回関東甲信越ブロック学会準備報告について

・新人研修講演と、単位について種々の議論

 がなされた。

・新人研修講演時間は延長する。新人研修講演で読み替えられる単位の一覧を

 了承した。

・また特別講演、基調講演でみとめる単位も了承された。

 しかしながら最終的には各士会の判断によることも確認された。

 

<単位の読み替え>

基調講演 2=1(2年次)理学療法における研究方法論

特別講演 3=2(3年次) 理学療法の専門領域

新人研修講演 「臨床における動作分析」

1=5トピックス 1、2=3生活環境支援 3=5トピックス3

 

新人研修講演 「日常生活動作の運動学的解釈」1=症例検討1,2=6症例検討、

3=4理学療法の教育方法論

 

3、第21回関東甲信越ブロック学会準備について

 

 平成14年8月31日・9月1日、大宮ソニックシティ小ホール、市民ホール。

 タイムスケジュールなども了承された。

                   

4、平成12年度協議会事業報告・会計報告・監査報告について

  了承された。

 

5、平成13年度協議会事業報告(案)収支予算(案)について

  了承された。

 

6、平成12年度理学療法士会事業報告(茨城県、新潟県、埼玉県、群馬県、山梨

  県)があった。

 

7、平成13年・14年度協議会役員の選出について

  種々の意見交換があった。

 

8、その他

 関東甲信越ブロック新人教育の単位に関する提案   了承

 関東甲信越ブロック士会長協議会会則        了承

 平威12年度新人教育担当者会議事録要約     読み合わせた。

                      以上の内容でした。(文責 吉田)

 

 

◆―寄 稿――――――――――――――――――――――――――――――――

           発達支援センター便り(最終回)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

 

             八千代市発達支援センター 理学療法士  深山裕巳

 

【 続:子育て支援 】

 

 過去8年間で短期間で自立歩行となりPTgoal(理学療法終了)としたケー

スが12人いる。大体、生後半年から1歳半ころまでに母が連れてきたり他機関か

ら紹介されてきて、1歳半から3歳までの間に独り立ち独り歩きを開始したケース

である。

 

 共通な傾向として、殆どが女の子で、人見知り激しく、ほとんどが第一子で、全

般的に股関節のフロッピーなケースだりたこと。まあ突き詰めれば、ベーシック・

トーンがハイポだったり(基本的な筋緊張が低かったり)、下肢に限りて低緊張な

筋群だったり柔らかい靱帯だったり、あるいはごくごく潜在的な二分脊椎(下位ニ

ューロンの障害)だったり、と何らかの原因があったかも知れない。

 

 昭和30年以前(戦後の混乱期をようやく抜け出たころ)だったら、日常生活に

追われていて先ず健康に育っていれば善しとか、育児産業という分野すら無かった

訳だから、新米の母のモデル(教科書)は自分の母であり、御近所の先輩ママたち

でありたし、母業をこなす自分を、そう精神的に追い込む必要もなかったろう。

 

 私自身、乳幼児が好きなせいもあるが、理学療法士の話を聞きにPTを受けに来

るお母さんたちは、一様に先ず小児専門の理学療法士が居ることに先ずビックリし、

人見知りの強いわが子がそのうちに私と打ち解けて来ることに安心をしてくるよう

である。

 運動発達自体、余程のヒストリー(出生歴)が無いかぎり、おおむねお子さん自

身の活動性や興味の拡大と共に進展していくので、私の主たる仕事はお母さんたち

の「ぐち」聞き役となる。最近の良く言われる「子育て支援」という言葉を耳にし

てからは、小児領域のPTや地域で活動するPTは、 「子育て支援」の担い手な

のだと感ずる今である。

           

【見習いたい、うちの嘱託医パート1】

 

 4年前に某国立病院を退職されたT整形外科医師が現在、私の仕事場の嘱託医と

して月に三〜四回顔を出してくれている。うちの利用者の口コミによると、外科医

ではあるが非観血的治療にも長けているとのこと。実際に、私が9年前にお会いし

てからイロイロとお話を伺ったり診察に同席させてもらうと、なるほどと頷けるこ

とが多々あった。

 

 何が第一に感心したかと言うと、患者さんに自分の方針を無理強いしないこと。

また、地域の通園施設の宿命として、主治医(整形外科医)は有名病院有名施設の

医師であるので、主治医の立場も尊重した上でのムンテラをすること(Mund 

Therapieの略語で、それ自体が患者さんに治療的効果を及ぼす口頭説明の

ことを指します。私が医療界に入った頭初は、ムンテラっていうけど何が一体th

erapy治療なんだろうかと不思議に思い、5〜6年ほどは単なる説明、今で言

うとインフォームド・コンセントくらいに考えていました)。それがまた、実に丁

寧なのである。私が知るかぎり今の六十代から七十代の医師で説明に時間を掛ける、

さらに患者さんに質問の間を与えてくれるような、取っつきやすい医師は極端に少

なかったように思う。

 

 T医師は、丁度地元の大学医学部整形外科の教授と同期で(私がPTに成りたて

の頃には、その教授の名前は先輩たちが良く口にしていました)、私としては何か

無縁ではない

ものを感じた。そのT医師は、私の仕事場である八千代市発達支援センターが開設

した1973年から嘱託医として勤めており、ご本人は惰性で30年近くも続けた

んだと謙遜するが、長い職員で15年勤続が最高なので文字通り生き字引であり、

支援センターの子供らにとっては掛けがえのない相談相手であり、思わぬ所で継続

は大切な事なんだと学んだ次第。

 

 かく言う私は常勤の仕事を持ってからの20数年、7〜8年のスパンで職場を変

わっている。この段でゆくと、今の職場もそろそろ潮時かな!?

 

                <終わり>

 

 

◆―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

          学 会 印 象 記

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

 

    松戸市福祉医療センター 東松戸病院 リハビリテーション科 伊藤博幸

 

 松戸市は千葉県の北西部にあります。すぐ隣が東京都で通勤通学者も東京が多い

ため、千葉県民という感覚より東京都民的なイメージの方が強く、ちょっとでかけ

るにも東京方面へということになります。それだからという訳ではないのですが、

千葉方面での学会にはやや足が遠退きがちだったのですが、今回は松戸市内で開催

ということでしたので、興味深く参加させていただきました。

 

 特に興味をもったのは、市川繁之先生の「最近のPNFの動向」、亀田総合病院の高

橋文久、原竜司両先生の片麻痺の肩関係の演題、特別講演終了後に聴講した田中康

之先生の「理学療法士からみた暮らしの中のリハビリテーション」ポスター発表の

「私のアイデア工夫コーナー」でした。

 

特別講演を聴講していたとき、私が学生だった頃(25年以上前)、教室で講議を

受けたときのことを思い出しました。(当時の講師は松村先生、荻島先生だったと

記憶してます。)

 

 今回の講演では「PNFにはいくつかの治療項目理念があり、それも現在では3つ増

えた手段で行っている」と話されておりました。また時代と共に表現する言葉も変

わっていくのも改めて実感いたしました。それよりもなお驚きましたのは、この日本

においてPNFの歴史がまだまだ浅いことでした。私はオーソドックスな基本的な手段

と捉えていたのですが、正しい理論と手技をみにつけることで高い治療効果が得られ

るということを実感しました。

 

 特別講演のテーマが「動向」ということなので、デモンストレーションが無かった

のは残念ではありましたが、大変参考になりました。

 

 口述発表では以前より片麻痺の肩について興味があり、今回の亀田総合病院の先生

方の発表は非常に関心を持って聴講させていただきました。長期成績などの経過報告

発表を期待してます。

 

 特別講演終了後、田中康之先生の「理学療法士からみた暮らしの中のリハビリテー

ション」を聴講させて頂きました。当科でも在宅リハを行っており、在宅介護支援セ

ンター、老人保健施設が併設されています。初めから最後迄聞く事ができなかったの

が残念ですが、職員に伝達したいと思います。(余談ですが、松戸市福祉医療センタ

ー東松戸病院では、総合リハビリテーション施設基準および回復期リハビリテーショ

ン病棟を開設する予定です。そのため、当院の看護婦も4〜5人で勉強のために公開

講座を聴講させて頂きました。田中先生、ありがとうございました。)

 

 最後に、ポスター発表についてですが、ペットボトルの利用法でシューホンの代用

になるのには感心しました。(驚きでした。)また、初心を取り戻したような気がし

ます。25年前はまだまだPTの数が少なく、今日程多様な装具、自助具、介護用品等

もありませんでした。当時は自分で装具やスプリントを改造したり、介護用品、車椅

子、医療ベッドの手入れ、ケースワーカー的な仕事迄行っていました。

 現在ではそれぞれの専門化職分化され、、医療サービスの向上がなされていますが、

多部門迄働く事は少なくなったためにあらゆる面においての工夫をする事も激減して

しまったと思います。この「アイデア工夫コーナー」はこれらの工夫が懐かしく思い

出されるとともに、これからも自分の獲得してきたもの、経験してきたものを生かし

て、画一的なものではなく個々にあったものを提供していこうとあらためて思ったコ

ーナーでした。

 

(これも余談ですが、最近はやりの100円ショップを覗いてみて下さい。ここには

介護用品として大いに役立つものが数多くあります。たとえば電池式の呼び鈴、タッ

チプッシュランプ、ゴム製の滑り防止用マット、サポーター等市販品では1000〜

2000円以上するものもあります。これらの工夫次第でもっともっと利用できるも

のが増えると思えます。経済面のことを考えて患者さんを支援するのも大切な事でし

ょう。)

 

 最後に、今回の学会、とても楽しかったです。講演、発表して下さいました先生方、

学会の準備をしてくださいました先生方に感謝します。ありがとうございました。

 

 

◆ 第6回千葉県理学療法士学会学会誌記載訂正とお詫び

――――――――――――――――――――――――――

                           準備委員長 小川緑朗

 

 先に発送させていただきました、第6回千葉県理学療法士学会学会誌の内容に記

載の誤りがありましたので下記の通り訂正をさせていただきます。

 士会員の皆様に大変ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。

 

1 学会誌表紙 中央の図内のスペル

正 CONGRESS OF THE CHIBA

誤 CONGRESS OF THA CHIBA

 

2 P9 演題10 発表者の氏名

正 古和田涼子

誤 古和田淳子

 

 千葉県理学療法士会ニュースNO94の学会案内の中に同様の記載の誤りがありました

ことをあわせてお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。

 

 

◆介護保険住宅改修に関する通知

――――――――――――――――

                      千葉県健康福祉部高齢者福祉課

【住宅改修に係わる補助対象となるものの取扱について】

 

今回の介護予防・生活支援事業の実施についての一部改正により、介護保険の住宅

改修費の支給申請に係わる意見書作成経費について、補助対象とされたことろであ

ります。補助対象となる意見書作成に係わる者の範囲として、「介護支援専門員又

は作業療法士、福祉住環境コーディネータ検定試験2級以上その他これに準ずる資

格を有する者」とされました。なおこれに準ずる資格としては、理学療法士、1級

建築士などを想定しています。

(情報提供:船橋役所保健指導課 松川基宏)

 

<千葉県士会より>

 

上記の通達は厚生省の通知に基づくものですが、日本理学療法士協会としては理学

療法士も理由書作成者として明記するよう要望書を早急に提出していく方針であり、

あわせて各県士会が市町村にたいして「PTの理由書作成者としての明確化」を指

導されるよう要請があっつこと付け加えてご連絡いたします。

 

 

● 事務連絡 勤務先移動について

――――――――――――――――

 年度末に伴う勤務先の移動などは所定の用紙にご記入いただき早めに事務局まで

ご郵送下さい.

 

所定の用紙、詳しい案内については2000年4月(vol.89)千葉県士会ニュースの

巻末資料をご参照下さい.

 

 

◇ 編 集 後 記 ◇

 

今号はボリューム満点で紙面が足らないので(嬉しい悲鳴)Eメール版のみ編集後

記です。印刷されないとなると気軽に書けるますね。。(^^ゞ

 

編集子も千葉学会に参加してきましたが、事前のパンフレットも力作で新しい企画

も盛りだくさんで、準備委員会の気迫が伝わってくるような充実した学会でした。

渡辺先生、小川先生はじめスタッフの皆様、お疲れさまでした!

 

来年は中央ブロックで千葉労災病院が中心となって開催されるそうですので近隣の

方は参加協力のほどよろしくお願いします。(江澤先生に頼まれたもので、、(^^)

 

また「介護保険の住宅改修」の情報をお寄せいただいた船橋の松川先生ありがとう

ございましたと一言お礼を。

とかく一方通行のニュース配信なので会員の皆さんからご寄稿いただくと嬉しい限

りです。

 

それと管理者のおさぼりによりフリーズ状態の県士会ホームページですが東邦鎌ヶ

谷病院の小貫先生のご尽力により近くリニューアル予定です。乞うご期待!

 

※ 次号のニュース原稿の締め切りは ※

※ 平成13年4月30日(月)です ※

 

 

 

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千葉県理学療法士会ニュースNO.95

 

発行人:吉田 久雄

発行所:千葉県千葉リハビリテーションセンター内 千葉県理学療法士会事務局 

〒266-0005 千葉市 緑区 誉田町 1-45-2 tel 043-291-1831 fax 043-291-1857

編集人:山下 祥司 (千葉市立病院 リハビリ室)KFR01273@nifty.ne.jp

〒260-0851 千葉市 中央区 矢作町 827 tel 043-227-1131 fax 043-224-0719

 

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