★★ 千葉県理学療法士会メールニュース 98号 ★★

 

◇ 千葉県理学療法士会ニュース no.98 2001年 10月号 目次

 

・ 会長報告

・ 創立30周年記念式典の報告

・ 第4回千葉県理学療法士会理事会報告

・ 学術局活動報告および今後の予定

・ 千葉県学会準備委員会からのお知らせ(演題募集要項の追加)

・ 創刊100号特別企画 歴代会長リレーエッセイ「温故知新」

・ PT協会生活支援系研究会のお知らせ

・ 編集後記

 

 

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         会 長 報 告

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                 順天堂大学順天堂浦安病院  吉田 久雄

 

千葉県理学療法士会創立30周年記念式典・記念(公開)講演会を去る7月22

日、ホテルニューツカモトにて開催しました。

200名近くの、会員・県民の方々の参加を得ることができました。

会員の皆様のご協力に対し、心からお礼申し上げます。

 

式典は、堂本暁子千葉県知事(代読、斎藤允県健康福祉部参事)からの祝辞を始

め、鈴木弘祐県医師会副会長、野田美保子県看護協会副会長、黒川幸雄日本理学

療法協会副会長から祝辞をいただきました。

 

また、北原宏千葉リハセンター・センター長(千葉県リハビリテーション協議会

会長)浅田二郎県作業療法士会会長、村西幸代県言語聴覚士会会長、井上保関東

甲信越ブロック士会長協議会会長他関東甲信越各県士会会長、副会長、県内各施

設長等の来賓の出席をいだだき、盛大な会を開催することが出来ました。

 

今回の開催目的の一つである、法人格取得に対する県へのアピールになったと思

いますが、後日県の担当の方へ、当日の出席と祝辞の御礼を行うとともに、会の

独立にたいする陳情もひき続いて行ないました。

 

さて、当日は「7月22日まるごと理学療法士会の日」のような状況でした。

午前中には「理学療法週間2001」の公開講座、学校説明会を開催、午後には

創立30周年記念公開講座「二度も脳卒中を体験したものとしてリハビリテーシ

ョン医療に望むこと」講師小林完吾氏を行ないました。当日参加の県民の方のリ

クエストにより、リハビリ相談会も開きました。

 

記念式典のあと、祝賀会を開催しましたが、ほとんどの来賓の方々、会員の方々

が最後までいて下さり、士会の盛会を祝していただくとともに、にぎやかな懇談

を持つことができ、しかも時間内に無事終了することが出来ました。

 

真夏の暑い中での開催でしたが、事故等もなく無事終了することが出来たのは、

村永実行委員長はじめ、多くの役員の方々のおかげです。感謝申し上げます。

いずれにしましても、このあとが大切なので執行部一同気を引き締めてまいりま

す。

 

 

●千葉県理学療法士会30周年記念式典のご報告

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創立30周年記念実行委員長 村永信吾

 

創立30周年記念式典が、さる7月22日(日)千葉市ホテルニューツカモトに

て開催されました。参加者は、士会員ならびに一般参加者を含め総勢約180名

でした。

まず、公開講座では、「二度も脳卒中を体験したものとして理学療法士に望むこ

と」をテーマに、小林完吾氏(アナウンサー)による脳卒中後のリハビリ体験談

をもとに機能回復になくてはならないリハビリ、その中心的なPTに期待する熱

い思いをお話しいただきました。笑いあり涙ありの2時間でした。

  

次の式典では、千葉県医療福祉部参事の斉藤氏、千葉県医師会副会長鈴木弘祐氏、

千葉県看護協会副会長野田美保子氏、日本理学療法士副会長黒川幸雄氏にお祝い

の言葉をいただきました。

 

表彰式では、県健康福祉部長賞に清水啓氏、宮前信彦氏(千葉リハ)が受賞され

ました。特別功労賞として西山晴彦氏(千葉リハ)、功労賞として吉田久雄氏

(順天堂浦安病院)、井田興三郎氏(みつわ台総合病院)、茂木忠夫氏(国保成

東)、宮崎陽夫氏(総泉病院)、水江年城氏(帝京平成大学専門学校)、山下祥

司氏(千葉市立病院)、渡辺良明氏(千葉西総合病院)、永年勤続功労賞として、

醍瑚稔氏(千葉県身障相談センター)、荻原昇氏(千葉リハ)、石井誠一氏、

(成田日本赤十字)、大竹昭子氏(千葉市療育センター)、蘭康昭氏(松戸市立

病院)、伊藤博幸氏(松戸市福祉医療センター)が受賞されました。

   

最後の祝賀会では、千葉県リハビリテーションセンターセンター長北原宏氏、千

葉県作業療法士会会長浅田二郎氏、千葉県言語聴覚士会会長村西幸代氏、さらに

関東甲信越ブロック協議会会長井上保氏にお祝いの言葉をいただきました。

 

 

     <協賛各社>

 

  株式会社アビリテイーズ社

  伊藤超短波株式会社

  OG技研

  有限会社パムック

  株式会社大仁商店           

  日本光電

  亀田産業株式会社            

  日本赤十字義肢製作所

  川村義肢製作所              

  福島義肢

  (株)啓愛義肢材料販売所         

  福山医科

  酒井医療株式会社             

  松下電工

  タカサ                  

  インターリハ株式会社

  (株)田澤製作所             

  ミナト医科学株式会社

  日本ウィールチェア株式会社

 

 

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      各 種 会 議 報 告

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◆ 第2回千葉県理学療法士会理事会

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日時:平成13年7月4日(水)

場所:千葉リハビリテーションセンター

出席者:

<理事> 吉田、井田、西山、宮崎、茂木、村永、藤井、石塚

<監事> 江澤

<ニュース担当> 小貫

<委任状> 渡辺(良)、吉田(昌)

<書記> 坂本

 

<会長報告>

6月7日 千葉市役所・千葉県医師会・千葉県看護協会訪問し、創立30

     周年式典への市長・会長の来賓出席を依頼する(井田・茂木・

     村永の3氏同行)

6月10日 千葉県言語聴覚士会設立総会に出席

6月12日 スカイパーフェクトTVから担当者訪問

6月15日 介護指導者会議出席

7月2日 地域リハビリ協議会出席

 

<各局報告>

事務局

 *会員動向

  施設数 216施設(内、自宅 59)

  会員数 669名

 

<議題>

1,創立30周年記念事業について

 創立30周年式典内容および理学療法週間公開講座内容の最終チェックを行い、

 これを理事会で了承した。

  

2,その他

・スカイパーフェクトTVについて

 12年度は士会として関与してこなかった。13年度からはスカイパーフェク

 トTVと日本理学療法士協会の間で受講確認のやり取りを行うことが決まった

 ので、士会として後日学術局から単位認定する事で協力することになった。

 

・第7回千葉県PT学会開催について

 

1)会期 平成14年2月24日(日)

2)会場 サンプラザ市原(予定)

3)会場整理費  会員:1000円

         非会員:2000円

         学生:500円

4)開催内容  

(1) 特別講演 講師:原田 敦先生(国立療養所中部病院)

       テーマ「プロテクターによる大腿骨頸部骨折の予防」

 (2)一般演題

 (3)「わたしのアイデア」コーナー

5)その他  

 (1)一般公開講座

  講師:田中康之 先生(八千代市保健

     衛生部訪問指導課)予定

 (2)第36回定期総会

 

・県内養成校との連絡会

 目的 千葉県内にある理学療法士養成校との繋がりを大切にするため、各養成

校の現状・問題点・課題を確認する。

 

  第1回 千葉医療福祉専門学校(学校法

      人君津あすなろ学園)

      住 所  君津市上湯江1019

      電話 0439−55ー4001

      FAX0439ー55−4181

      修業年限 4年

      定員 30名

  

      3年生評価実習(3期に分けて3週間)

      4年生臨床実習(4期に分けて8週間)

      理学療法学科長 古谷 実

      開校4年目(平成14年、一期生が卒業生)

     

  問題点:実習地の数が不足しており、千葉県内の実習地を多く確保したい。

      3期に分けて3週間行っている3年生評価実習を2期にしたい。

      4期に分けて8週間行っている4年生臨床実習を3期にしたい。

    

  課題:今までは学校内部の事で手一杯だったが、今後士会活動にも積極的に

     協力していく。

 

【今後の予定】 平成13年度第5回理事会 

 9月26日(水)開催予定

 千葉リハビリセンター 6時30分から

 

 

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           各 部 局 便 り

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◆ 学術局のお知らせ

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学術局 茂木忠夫

 

研修部

 

1) 新人歓迎セミナー 終わる

 

 日時 平成13年7月7日(土)

 場所 千葉県医療技術大学校

テーマ 協会組織と機構

講師 千葉リハビリセンター西山晴彦氏

 

2)卒直セミナー終わる

 

 日時 平成13年7月29日(日)

 場所 藤リハビリテーション学院

 

 ・倫理職業・管理運営 井田興三郎氏 

 ・人間関係T(VTR)

・医療法・理学療法士法 吉田久雄氏  

 ・症例検討T 小松川佳之氏

 ・理学療法の科学性・研究 塚嶋郁子氏

 ・人間関係U(VTR)

 ・福祉関連用具 三田村裕治氏

 ・地域医療 木下仁氏

 ・理学療法の専門領域 両角昌実氏

 ・世界の理学療法の動向(VTR)

 ・社会の中の理学療法 江澤 省司氏

 ・臨床実習教育 藤井 顕氏

 

3)夏期特別セミナー 終わる

 

平成13年8月19日(日) 

テーマ インソール療法

講師 手と足の研究所 入谷誠氏

 

【今後の予定】

 

<生涯学習基礎研修会2>

日 時;9月29日(土)14:00〜17:00

場 所;市川市リハビリテーション病院

テーマ;肥満シンドロームXと運動療法

講 師;市川市リハビリテーション病院 理学療法士 小林準氏

 

<専門研修会1>

日 時;10月28日(日)10:00〜11:30

場 所;帝京平成大学専門学校

テーマ;世界の理学療法は今  〜現状と展望〜

講 師;理学療法士 内山 靖氏

 

<専門研修会2>

日 時;10月28日(日)13:00〜14:30

場 所;帝京平成大学専門学校

テーマ;繰り返しによる運動の再学習 〜動作の分析と誘導〜

講 師;理学療法士 内山 靖氏

 

<専門研修会3>

日 時;11月18日(日)10:00〜17:00

場 所;帝京平成大学専門学校

テーマ;ICUの理学療法

講 師;東京医療福祉専門学校 理学療法士 松本直人氏

 

<学術部からのお知らせ>

今後の学術局からのお知らせは、学術局からの郵送以外に、士会ニュース、ホー

ムページの記事もありますので、見過ごしのないようにお願いいたします.

 

 

●千葉県学会準備会からのお知らせ

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準備委員長 内村 元

 

『演題募集要項追加』受付について

 

スライドにPower Pointが使用できるようになりました。

 

関係各所に連絡を取り、パソコンプロジェクターの使用が可能となりました。当

日のスライド映写を円滑に行う為、以下の項目をお守り下さい。

 

1.使用パソコンはWindowsマシンです。Macの方は出来るだけWindows版へコン

  バートをお願いします。学会でも努力しますが、ご希望通りの表示が出来な

  い場合が考えられます。

2.使用ソフトはPower Point2000となります。制作は他のバージョンでもかま

  いませんが、その場合希望通りの表示が出来ない場合があります。

3.使用フォントはMS ゴシック・MS 明朝・MS Pゴシック・MS P明朝を使用して

  ください。パソコンによりインストールされているフォントが異なりますの

  で、文字が表示できない場合があります。ご注意下さい。

4.ハードディスクへのインストール及び表示チェックを行いますので平成14

  年2月8日(金)必着でデータを御送り下さい。

5.メディアはMO・CD-R・FDをご使用下さい。ご使用のPower Pointのバージョン、

  Windows・Macの区別、演題名、演者のご氏名の記載をお願いします。

6.期日までに間に合わない場合は、VGA出力可能なパソコンをお持ち下さい。

  ケーブルは学会でも準備しますが、すべてに対応出来るか不明です。出来る

  だけ期日までにお送り下さるようお願いします。

7.演台にマウスを設置しますので、スライドの操作は演者にお願いいたします。

 

ご存知の通りハード・ソフトともに互換性が問題となる事があります。学会を円

滑に運営する為にご面倒ですがご協力をお願いします。

 

●スライド送り先

〒290ー0003 市原市辰巳台東2ー16 千葉労災病院 リハビリ科 内村 宛

 

 

 

◆創刊100号特別企画――――――――――――――――――――――――――

 

 歴代会長リレーエッセイ 「温故知新 その一」

 

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千葉県千葉リハビリテーションセンター

宮前 信彦

はじめに

 

平成4年から平成12年までの四期8年間、千葉県理学療法士会の会長を務めさ

せていただきました。いろいろな方々と出会い、いろいろな方々の力を借りなが

ら、そしていろいろと貴重な経験をさせていただき、たくさんの勉強をさせてい

ただきました。間違いなく私の人生観に大きな影響を与え

てくれた8年間でした。

 

今回ニュース企画担当から、今日までの士会活動について歴代の会長として若い

会員たちに何かを伝えてほしいとの依頼を受けました。

何をどのように伝えればよいかわかりませんが、思いのままにあまり硬くならな

いように書いてみたいと思いますので、皆さんまずはお付き合いください。

 

会長就任の経緯

 

平成3年は会員数200名を越え、士会創立20周年記念事業の年でした。10

月3・4日、市川市文化会館で千葉県士会が担当した「第26回全国研修会」を

終え年が改まった。平成4年2月当時の会長であった江澤省司先生から今後の千

葉県士会を託したいが受けてくれないかとの話がありました。当時副会長であり、

全国研修会準備委員長として江澤会長勇退後は自分としても次はやらねばならな

いと密かには感じていたのですが、いざその段になってみると意外にその重大さ

に気づいたのか一度は辞退をしたことを覚えています。

 

その後、短い期間の中で結論を出さなければならないので、いろいろ考え悩んだ

中、身近な信頼できる先輩に助言を求めた時、ある方は「会長という職は望んで

やるとか、望まないからやらないとか、というものでもない。誰でもできるとい

うものではない。要は、必然があったのだ。」ある方は「誰がなんといおうと自

分の思うようにやってみればいいのでは、」ともいわれました。結局、腹を括っ

たといいますか、「自分なりにできることを一所懸命にやってみよう」と

平成4年3月14日の総会で、第6代の会長を引き受けることになりました。

 

「士会の顔として」初仕事として

 

平成4年4月14日、県内2番目の理学療法士養成校である、藤リハビリテーシ

ョン学院の開学式がありました。士会を代表し祝辞を述べましたが、これが会長

としての初仕事でした。以後、同種の席に招かれたときの祝辞も何とか回を重ね

るごとに要領を得たものになったのかと思います。

 

「士会の顔」として千葉県理学療法士会を代表しての公式な行政機関の会議やイ

ベント、養成校の入学式卒業式、他団体の記念式典への出席がいろいろとありま

した。「自分は個人でなく千葉県理学療法士会会長なのだ。」自分が千葉県士会

の会長として常に見られるということを絶えず自覚するようになり、自分の振る

舞いや言動が、「千葉県理学療法士会」であるということで絶えず公人の立場を

意識するようその点努力していました。

 

本来、スーツを着てネクタイを締めるということが、あまり好きな格好ではなか

ったのですが、やはり千葉県士会にふさわしい格好も心がけました。

保健・福祉・医療に関する職能の代表として県の設置する会議へ出席するときも

、理学療法士の立場としてここで言っておかなければならないと思ったことをは

っきり発言するようにと努力しました。

 

会長職の重さを自覚する

 

会長としての初仕事としては、千葉県理学療法士会のステータスを高めるため、

当時いくつかの士会が法人化されていく中にあって、千葉県士会も公益法人とし

てのあり方についての方向や、急増する若い会員の卒後教育を含めた生涯学習シ

ステムの確立、士会内部の地域活動についての取り組みについても整えていく必

要を感じていました。

 

その為に、理事役員はじめ会員相互のコミュニケーションを図る必要から、士会

の組織作りとして、地域性を考慮した理事会の構成になるよう一新しました。大

方は全国研修会で準備委員を引き受けていただいた当時の理事、役員の方にお願

いをしました。そして早速「士会規約審議委員会(石井誠一委員長)」を新設し

ました。後に定款改正を行い学術担当副会長、社会局担当副会長を2名にしまし

た。

 

運営の基本方針としては、士会のあり方を学術団体である立場から会員の学術研

鑽のため、また、一方は職能団体として社会的立場から、一般の県民の方々や関

係行政機関、他団体各位から「理学療法士と言う医療職種の会が千葉県の中にあ

って、こんなにも活躍している。」と認知してもらうため、大きくこれら2点に

ついて会長として旗振り役をしなければならないと考えました。

 

「報・連・相」

 

理事役員や会員相互の情報の伝達、コミュニケーションを図るため、士会の運営

にあたってすべての段階で「報告・連絡・相談」アナウンスメントの重要さを意

識した。

その手段、方法について可能な限り実施。例えば通常のニュース発行に加え、イ

ンターネット(当時はパソコンネット)ホームページの掲載、機関誌の発行、緊

急連絡網の試行も試みたがなかなか上手く行かなかった。

 

会員へ向けてのアナウンスは今後将来に向けて士会が何を目標に、どんな方向に

進んでいくのかを常に示す事で、士会と会員の一体化、志気が上がると考え士会

マスタープランを掲げた。

 

ボランティアの精神

 

皆さんが所属する病院・施設の組織と違い、士会のような任意団体の主体はあく

までも任意(個人の会員の考え)ボランティアで成り立っているので、一人一人

の考え方が多様にあることを考慮すると、いろいろな形でのボランティア(会へ

の参加)が成り立つ。基本と言いましょうか、最低ラインとして「会に所属する

ための意思を、義務としての会費を支払う事で表す。」会員から、生涯学習プロ

グラムを始めとする学術研修活動に参加をする会員。士会組織の部員として地味

に運営の最前線で事務処理、発送作業にあたる会員。理事役員の立場で会を代表

し公の場に出席する会員。それぞれによって士会が構成されているのです。あな

たはどの立場でしょうか。

 

今だから言える本音ですが、学術・職能団体と言っても、会員の多くは、施設や

病院に勤めている立場のサラリーマンであって、それぞれの職場での業務以外に、

士会の活動に参加している事になります。会長、役員も同じです。

 

ここで自論ですが、「忙しい人に仕事は集まってくる。」「如何に問題解決・処

理できるかが、その人の能力である。」皆さんはどう考えますか?人に何かを頼

まれた時に引き受けようとする前向きな気持ちと分を知って断る勇気とどちらが

大切ですか?

 

今日までの士会の基礎を築かれた先輩諸氏に敬意をはらい、礼を尽くす。

毎年、学会時総会で協会賞授賞式があるがいつも他士会からの受賞者ばかりであ

った。千葉県士会からもこれまでの士会活動に貢献のあった諸先輩を是非、全国

レベルで認めていただきたいと、歴代会長の先輩方を協会へ推薦した。平成5年

 初代会長、五島 稔氏(元千葉労災病院)、第3代会長川名 隆治氏(元千葉

リハビリテーションセンター)両氏にわが千葉県士会初の「日本理学療法協会賞」

受賞された。

 

続く、平成6年 第2代会長 清水 啓氏(元千葉リハビリテーションセンター

)、青森学会にて第12回日本理学療法士協会賞。

平成7年 第4代会長 神宮寺 一夫氏(元川鉄千葉病院)名古屋学会にて協会

賞受賞

昨年、千葉県理学療法士会からは5人目会長経験者以外として、多年にわたり理

学療法士としての功績に対してまた女性士会員としても始めて、推薦されたのが

平成12年鹿児島学会において渡辺京子氏(亀田総合病院)であった。

この時点、士会から推薦されるべき人が全て受賞されたことで、私にとって会長

としての仕事がひとつの区切りにもなったと思います。

 

新たな制度のための準備として、時流に乗って、公的立場から職能団体としての

委員会等の出席依頼を受けるようになる。

国が県を通し各市町村にその策定を義務づけようと、「老人保健福祉計画策定」

のための懇談会開催のため、平成4年9月千葉県より委員の委嘱について依頼が

あり、会長として出席することになりました。これが、現在の介護保険制度につ

ながる委員会であり,士会として公の場に職能の団体として出席する初めての出

来事であった。

 

以後、現在まで、千葉県リハビリテーション医療検討委員会、地域リハビリテー

ション協議会等、千葉県老人保健福祉計画策定懇談会千葉県リハビリテーション

医療整備計画検討委員会、介護支援専門員養成や介護認定審査会など介護保険制

度に関する関わり等々、数々の職能を代表する立場で、会長が出席することにな

った経緯がありました。

 

全国代議員会議・総会、全国士会長会議、関東甲信越ブロック士会長協議会への

出席

代議員会議は士会を代表する協会役員としての立場で、全国士会長会議は、決定

権のない協議の場として全国の士会長が次年度代議員会議・総会で検討されるべ

き議題を協議する場となっています。

 

関東甲信越ブロック士会長協議会は同じ立場にある士会長の親睦の会でもあり、

そこでは公式の会議の他、非公式の会話の中に、士会の運営に関してのノウハウ

について苦労話を聞くことが出来ました。こんな考え方があったのかと新鮮に感

じ是非、自分も士会の運営に参考にしようと思ったり、自分が考える運営方針が

やはり間違いなく妥当なものであると自信を深めたりと確認でき、いろいろな意

味で大変に有意義な場でありました。

 

長崎、大宮、和歌山、横浜、東京、大分、青森、群馬、東京、甲府、沖縄、名古

屋、横浜、山口、大宮、高崎、新潟、京都、長野、鳥取、横浜、栃木、(平成4

年から12年までの会開催地)会長として訪れました。

 

第1回千葉県理学療法士学会の開催

 

士会マスタープランの短期課題として掲げた「千葉県理学療法士学会の開催」は

平成8年3月3日(第10回千葉県理学療法士会学術集談会)、特別講演奈良会

長を迎え「世界の中の理学療法」第1回千葉県理学療法士学会(宮前信彦学会長)

として開催された。以後、平成9年第2回学会(渡辺京子学会長)。鴨川市・亀

田総合病院付属看護学校平成10年第3回学会(吉田久雄学会長)。浦安市・順

天堂浦安病院、平成11年第4回学会(茂木忠夫学会長)。成田市・藤リハビリ

テーション学院、平成12年第5回学会(西山晴彦学会長)。千葉市・千葉県医

療技術大学校、平成13年第6回学会(渡辺良明学会長)。松戸市・松戸市民劇

場では、会員増に伴い若い会員達の発表の場として、年々盛会になっています。

 

平成4年就任の年、早速「関東甲信越ブロック学会準備委員会(水江年城準備委

員長)」を組織し平成6年の関東ブロック学会の準備に入りました。

平成6年第13回関東甲信越ブロック理学療法士学会開催

 

創立25周年記念事業

 

平成8年 千葉県理学療法士会設立25周年記念式典の実施

平成8年11月23日、ホテルフランクスにおいて特別講演 上田 敏先生「2

1世紀に向けて理学療法士への提言」「25周年記念式典開催」沼田千葉県知事

の臨席を仰ぐ。会員数380名規模となる。

 

平成8年度「理学療法週間パイロット事業96」への参加

 

7/14千葉市文化センター大ホールにて70名の参加者を得て成功裏に終わる。

以後、平成13年度現在までの、理学療法週間が継続され、士会の公益事業とし

て定着した。

養成校設置に関する士会としての取り組み・経緯(士会ニュースNo.69参照)

 

古くは、千葉県医療技術大学校開校時に大変な苦労話がありましたが、この企画

の中で、当時の江澤元会長からお話があることと思いますので略させていただき

ます。

 

平成11年5月WCPT横浜にて

 

8年間の会長の任期の中でいろいろのトピックがありましたが、そのひとつとし

て、天皇皇后両陛下にお言葉をかけていただいたことが印象深く心に残っていま

す。

その年多数開かれる国際学術会議の内、2,3の学術会議を選ばれてその開会式

に公務としてご臨席されることになっているそうですが、1999年平成11年

5月は世界理学療法学術会議を選ばれたとのことでした。開会式については、協

会VTRが残っていますので機会があれば是非ご覧になってください。当日は、物

々しい警備の中開会式が行われました。協会役員関係者や各士会長も所定の席で、

いざ何かことがあれば陛下をお守りするボディーガードの役割を担ってください

といわれ緊張しながら会場に座っていました。

 

開会式後のレセプション会場には各国の役員関係者や協会役員士会長等約200

名が集まり歓談をする中、天皇皇后両陛下が拍手に迎えられ入場されました。

その後、奈良協会長、田口国際渉外部長らの紹介で各国の役員理事や我々士会長

が両陛下の前で一人一人挨拶をさせていただきました。

 

陛下は車椅子バスケットボールチーム「ホークス」をご存知で、「千葉は全国優

勝しましたね」と障害者スポーツに大変興味があるようで、また大変詳しくご存

知なのに驚かされました。

 

今後、このような機会があるかどうかわかりませんが、平成3年に千葉県に巡幸

されたときに、千葉リハビリテーションセンターにこられた時、以来二度目の出

来事でした。

 

21世紀の理学療法士会への期待

 

新世紀初頭、折しも大変な不況の中、「痛みを伴う構造改革の断行」が叫ばれて

います。しかしながら医療福祉の分野においては既に大きな構造改革が始まって

います。「これからの理学療法士は如何にあるべきか。」自ら問いかけていくこ

とが大切だと思います。

 

ピラミッド型会員構成を有効に機能させるためには意欲と行動力豊富な若い会員

に足りないものは情報と経験であり、経験豊富なベテラン会員の知恵を大切にさ

れたい。

私たちが、理学療法士として日ごろ業務に携わっていることは、もちろん担当す

る患者さんご自身の自立のため、最大限の支援をすることですが、その行為自体

同時に私たち自分自身の自己実現につながっています。しかしそれだけなのでし

ょうか?

 

もしも自分の身近な人が理学療法士になりたいといったらどうしますか?理学療

法士という仕事を、自分の身近な人がなりたい職業として選んだとしたら、あな

たはどうしますか?

 

やはり、理学療法士の社会的な立場を高め、名実ともに価値ある仕事として確立

していこうと努力するはずです。将来について考えてみれば、私たちの後の時代

に、理学療法士という職業を志す、次世代の人たちがいるはずです。彼らのため

に現代の理学療法士である我々が、しなければならないことがあると思います。

 

人は個人の責任において自らが判断し、行動していくものですが、個人の集まり

である集団(組織)は、ある共通の目的を持って共通の理解と判断で行動して行

くことになります。理学療法士のステータスために、一人一人が、個を捨て社会

や集団、組織のリーダーとしての立場で考えることが大事だと思います。常に、

大所高所より見渡しながら、現状を把握し、組織が進むべき(行動すべき)方向

を示し、組織全体を導く様な考えを個々が持つことが大切です。リーダーは個人

の意思というものを一義的には考えず、社会全体やその組織にとって有益な方向

を導き出すように常に考えているものだと思います。

私自身の評価は後世にゆだねることとします。

終わりに、在任中、共に当時の理事役員としてご支援ご協力頂いた皆様にこの場

を借りまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。また、第7代吉

田久雄会長の下、30周年を迎えた千葉県理学療法士会の更なる発展を祈念いた

します。

 

 

◆協会news―――――――――――――――――――――――――――――――――

理学療法学術大会の演題検索システムのご案内

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◆生活環境支援系研究会のお知らせ

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主催:日本理学療法士協会 生活環境支援系理学療法研究部会

 

第5回生活環境支援系理学療法研究会in HIROSAKIのご案内

 

 

テーマ:介護保険のもとでの支援に役立つ、理学療法士のための住宅改修ワーク

    ショップ −住宅改修、どこまでどのように関わるか?

 

日  時:平成13年10月27日(土)10:00〜16:40

 

会  場:弘前市立観光館 多目的ホール(弘前市下白銀町2-1)

 

内  容:<プログラム>

○ 講演「みんなでやる住宅改修 建築士から理学療法士へ一言二言」

(有限会社クレイドル代表取締役、1級建築士 高樋忍氏)

○住宅改修シミュレーション (弘前大学保健学科 金沢善智氏)

 グループ演習 −私ならこうする介護  

 保険での住宅改修− (青森県立保健大学 桜木康広氏)

 

募集定員:日本PT会員 50名(予定)

参 加 費:3,000 円

 

申し込み:

(1) 氏名(ふりがな)

(2) 所属施設名

(3) 住所

(4) 電話番号

(5) 経験年数

(6) 現在の仕事の内容

 

を明記のうえ、「第5回生活環境支援系理学療法研究会申し込み」として、

往復はがき、FAX、Emailのいずれかにて申し込んでください。

 

 

〒036-8564 弘前市本町66-1 弘前大学医学部保健学科 理学療法学専攻内 

第5回生活環境支援系理学療法研究会事務局

 

TEL&FAX 0172-39-5981

Email: pthase@cc.hirosaki-u.ac.jp

 

締め切り:平成13年10月12日(金)

その他:新しい情報は、随時、下記Webサイトに掲載いたします。

 http://www.hs.hirosaki-u.ac.jp/pt/workshop/index.html

 

この研究会は、新人教育プログラムの『生活環境支援』(2単位)が認められま

す。

 

  ※ 協会ニュースNo.212に掲載されております当研究会事務局E-mailアドレ

    スは、一部修正がござますので、申し込み、問い合わせ等にご利用なさ

    る場合にはお間違いのないようお願いいたします。

    なお、当研究会のホームページ

    (http://www.hs.hirosaki-u.ac.jp/pt/workshop/index.html)

    も立ち上げいたしましたのでご案内申し上げます.

 

    協会ニュースNo.212掲載内容修正

    誤:ptphase@cc.hirosaki-u.ac.jp

    正:pthase@cc.hirosaki-u.ac.jp

 

 

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◇ 編 集 後 記 ◇

 

このニュースも次々号でついに通算100号となります.

 

その記念としてニュース編集部で特別企画を考えました.今号より歴代会長に千

葉県PT士会の歴史を遡りながら100号までカウントダウンをするというもの

です.99号は江沢元会長、100号は神宮寺元会長にリレーエッセイのバトンは

渡っていきます.

 

宮前前会長のアイデアで「温故知新」といタイトルにさせていただきましたが、

千葉県のリハビリテーションの歴史に学びながら、いまの時代の糧としていただ

ければ編集子としてうれしく思います.ぜひご一読くださいませ.

 

 

※ 次号のニュース原稿の締め切りは ※

※ 平成13年10月31日(水)です ※

 

 

■千葉県理学療法士ニュース編集部より---------------------------------------

 

●県士会ニュースメールマガジンの配信先の変更や購読の中止

 配信先の変更、購読中止の場合は下記メールアドレスにご連絡下さい

            JK8S-YMST@asahi-net.or.jp

 

●求人広告受付:事務局長 西山晴彦(千葉リハセンター理学療法部)まで

 

●投稿・ご意見:ニュース編集部長 山下祥司(千葉市立病院 リハビリ)まで

            KFR01273@nifty.ne.jp

 

 

―――――――――――――― 問い合わせ先 ―――――――――――――――――

 

 ● 千葉士会公式ウェブ     http://www.kit.hi-ho.ne.jp/pt-chiba/ ●

 ○ 千葉士会グループウェア   http://rigakuryoho.intranets.co.jp/  ○

 ● 千葉士会公式ウェブに関する意見、相談  pt-chiba@kit.hi-ho.ne.jp ●

 

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発行人 吉田久雄 / 編集人 山下祥司

発行 千葉県理学療法士会 事務局

〒266-0005 千葉市 緑区 誉田町 1-45-2 千葉リハセンター理学療法部内

Tel 043-291-1831 Fax 043-291-1857

編集部 千葉市立病院 リハビリ室 〒260-0851 千葉市中央区矢作町827

Tel 043-227-1131 Fax 043-224-0719

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